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(Photo) 偵察車ディンゴ (タミヤ1/48)
by コルディッツ
博物館実機写真
タミヤ48はF-2Aバッファローもリリースされているので、まず
ヒコーキに嵌まり、その後のミリタリー・ミニチュア・シリーズ
もお気に入りです。しかし両者とも積みプラが微増傾向にあり、
悩みになっています。そこで今回の特集ではAFVの成仏を目標に
定めました。戦車の積みプラも多いのですが、連結式キャタピラ
の組立が「手指の巧緻性の低下」で失敗が続いたので、装輪式
の英国装甲偵察車ディンゴMk.Ⅱを選びました。
ディンゴ、Fi-103、Sdkfz.302 ゴリアテ
一応3点完成したので並べてみることにし、1945年初春の北西
ヨーロッパを突進した英第7機甲師団の偵察部隊が、ドイツ軍
基地で新兵器を発見して報告している場面を空想してみました。
撮影後気づいた事は、ディンゴのマークは「砂漠の鼠」のみ
あれば良いとデタラメに貼ったせいか、位置が左右逆になって
いました。またFi-103は空軍、ゴリアテは陸軍なので、並んで
いるのは絶無ではないにしろ、まずあり得ない設定でした。
以上考証をスルーした事を謹んでお詫びします。
ディンゴ 軍事博物館(ブリュセル)にて 2009年12月撮影
キットにある前面のバンパー代わりの装甲板(?)は未装備
で、他の写真やネットで見た写真も外しているのが多いので、
取り付けませんでした。このベルギーの展示車輌の汚れ方を
参照しましたが、汚し過ぎが怖くて消極的筆使いになり残念。
ディンゴ 戦車博物館(ソミュール)にて 2016年8月撮影
こちらも前面の部品はなく、車体中央にあるバックミラーも
ありません。写真ではバックミラーを外したり位置を替える例
が多いようです。キットは車体中央に接着で、ヤバそうと思って
いたら、案の定5回折りました。ここも写真を見習い取り付けを
しなくても良かったかと。
キットの内部は簡潔でよく整理されていますが、やはり実車
は物に溢れていました。
Fi-103は気づかない間に先端の風車を折っていました!
ディンゴ 戦車博物館(ボービントン)にて 2010年7月撮影
英国も前面のパーツは外しています。
1945年5月、英作家ジョージ・オーウェルは従軍記者として
ドイツを取材、途中で肺炎で入院しますが、ずっとジープ利用
と思い込んでいました。でもディンゴのような偵察車にも乗車
したかもしれないと気づき、プラモ工作のモチベーションが
アップしました。何たるミーハー的発想!
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