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特集 メッサーシュミット

メッサーシュミット Bf109E-4 (AIRFIX 1/72)

 by  田口博通 Hiromichi Taguchi



 エアフィックスの1/72 Bf109E-4デカール替えキットを作ってみました。簡単な72キットですし、胴体の迷彩以外は筆塗としたので、あっというまに完成しました。


キットについて

 リニューアル版のBf109E-4は時々、塗装を変えて再販されるので、CAGの箱絵が毎回楽しみです。絵の調子がまるで、テレビゲームの世界ですね。



 下はリニューアル版の部品一式ですが、スジ彫りのパネルラインもスケール相応で、変なひねりもないオーソドックスな設計なので、何よりも組み立て易く、毎回 作るたびに感心します。


製作

 コクピットはシートベルトだけ、釣り用の板鉛を切って自作しました。


簡単ながらエンジン上部のモールドがあります。


主翼の脚収容部も簡単ながらリブのモールドがあります。フラップが別部品化されています。

塗装

 ボディの塗装はキットの塗装指示に従い、Mrカラーを筆塗しました。下面色⇒ グレー ⇒ダークグリーンの順でテープでマスキングしながら面相筆で塗って行きます。


 胴体の迷彩だけはエアブラシを使いました。


 機体の塗装ができました。


 デカールを貼って、デカール保護と艶の統一感を出すために、機体に艶消しクリアを吹いて完了です。厚く吹きすぎると筆塗のムラは消えますが、若干の面相筆の筆タッチが少し残るくらいの方が味が出て好みです。

完成

 リニューアル版はキャノピーの透明度も合いも良く、安心して組み立てられます。心配の主脚もすんなりと角度が決まりました。プロペラだけ金属線を使い、後差しで回転できるように改造しました。
 エアフィックスのMe109Eは安価でスタイルもなかなかよく、ハセガワ72と合わせて塗装替えでコレクションしていますが、1/72は筆塗で簡単に出来るので、どんどん揃っていくのが楽しいです。






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