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　(Photo)　Sdkfz.265 Ⅰ号指揮戦車
by　 コルディッツ
博物館実機写真

　Ⅰ号戦車(Sdkfz.101)の派生型にⅠ号指揮戦車(Sdkfz.265)があります。Ⅰ号戦車A型の車台を延長、後部誘導輪を持ち上げ、転輪と上部転輪を各1個追加したB型の車台をベースに、砲塔を撤去して指揮所を載せた形です（少数ですがA型車台からの指揮戦車も有）。車体前面に7.92mm 機関銃一挺を装備。第二次世界大戦の生き残りはB型車台の1輌のみで、戦車博物館ボービントンに展示されていますので、ご紹介させて頂きます。

Ⅰ号指揮戦車（Sdkfz.265)　　103
　戦車博物館（ボービントン）にて　　　　　1996年4月撮影


　最初にⅠ号指揮戦車に参拝した時は北アフリカ戦線で独第21装甲師団から捕獲された時の塗装でした。しかし再開時には欧州戦線の塗装？でした。

　戦車博物館（ボービントン）にて　　　　　2010年7月撮影


そして近々でも
　戦車博物館（ボービントン）にて　　　　　2019年8月撮影














　B型車台なので後部の誘導輪は地面に接せず、転輪は5個、上部転輪は4個あります。
　A型は誘導輪が地面に接し、転輪と上部転輪が各1個ずつ少なくなっています。

　Ⅰ号戦車A型（Sdkfz.101)
　軍事博物館（オスロ）にて　　（再掲）　2012年8月撮影
　砲塔に7.92mm機関銃二挺を装備した豆戦車ですが、第二次世界大戦初期の「電撃戦」では大活躍をしました。




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Vol.157　 2021 September.　　　 www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved　/
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