Home　 >　TBD-1 デバステイター (モノグラム　1/48)＞特集　絶版キットをおしげもなく作り倒す＞2021年9月号 　　TBD-1 デバステイター (モノグラム　1/48) by 老人とプラモ 　たまたま３年前に入手。キットの説明書はM社のもので1974年とありましたが箱の側面から1990年ごろの製品のようです。 　このキットは箱絵の通り 機付き作業員2名と搭乗員が付属し、発艦前の状景を作れるようになっています。エナーシャハンドルや胴体の反対側は機銃の点検扉が開く、など楽しい工夫があって昔のM社の艦載機シリーズの雰囲気を引き継いでいます。 　デバステーターの外観の特徴はその鳥籠のような枠の多い風防にあります。その風防は開閉選択式、脚は固定と手堅い作りではあります。プロペラをモータで回す際に無人機では違和感があるので、タミヤの海軍パイロットセットを着座姿勢に作り直して3名乗っていただきました。後部銃手席を開にするためには風防を3枚重ねて接着することになります（難作業でした）。操縦席風防の重ね状態での接着が難しいのでこちらは閉を選択。 　主翼の折り畳みについて、youtubeの動画では油圧か電動か判りませんが、5機のTBD-1が自動で主翼を展張する場面があり、九七艦攻の人力展張との技術差を見せつけてくれます。ゆえにスケール優先など硬い事を言わず、キットの指示通り折り畳み可動としました。断面部分はプラモのヒンジ機構が丸見えですがM社の頑張りに感謝です。 プロペラ回転の電源は胴体の左後部にソケットを設けてあります。 水平飛行中、そろそろZeroに警戒 　　HomeTBD-1 デバステイター (モノグラム　1/48)＞特集　絶版キットをおしげもなく作り倒す＞2021年9月号

Vol.157　 2021 September.　　　　 www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　editor　Hiromichi Taguchi　田口博通 /無断転載を禁ず/リンクフリー