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MS-06R-1 SHIN MATSUNAGA’S ZAKⅡ (BANDAI RG 1/144)
by
五六式(TYPE-56)
モビルスーツ撃墜141機,観戦撃破6隻のジオン公国のエース,白狼こと,シン・マツナガ大尉機 の機体です。RG版は,プレミアム・バンダイ通販限定キット(HGのシン・マツナガ機は,通常販売品)となっています。
と言うわけで,第1特集でも第2特集でもいけるんじゃないかと思って製作してみました。
<実機について>
名機MS-06FザクⅡをベースとして宇宙空間における機動性を大幅に向上させた機体。外観は,ZAKⅡに機動性向上のためのバーニアを増設しただけのように見られるが,内部構造にも大幅な設計変更が加えられており全くの別機となっている。
<キットについて>
MS-06RのRGの通常販売キットは,ジョニー・ライデン機のみで,他のパイロットの機体のキットは,全てプレミアム・バンダイ通販限定販売品となっています。
これら限定品は,バリエーションキットとして成形色を変え,形状が異なっている部品を追加し,専用マーキングシールを添付と,ユーザーの手間が省けるキットとなっていますが,送料がかかる値引き無しのキットなので喜んでいいのか悲しんでいいのか・・・。
また,この手のバリエーションキットの説明書には,実機解説の記述がほとんどありません。コスト削減の一環でしょうが,味気ない感じがします。
<製作>
基本は,2010年リリースのシャア専用ザクです。従って,組みにくさも,そのまま継承しています。
フレームは半完成の状態でランナーに付いています。少しずつ動かして慣らしながしておかないと組み立ての途中や関節を動かすときに壊してしまいます。(五六式は,今までに,フレームを2個お釈迦にしています。)ちなみに,肘も膝も二重関節になっています。
このキットの最難関である動力パイプ。芯にする部品に動力パイプを保護するカバーの部品を,ランナーに付いている順に差し込んでいきます。部品は,68個ありますが,実際に使うのは,56個です。従ってゲート跡の処理が112箇所。大変です。箱絵の動力パイプがグロスブラックで格好よかったのでそのように塗装しました。
組み立て説明図では,部品の取り付け方が分かりにくいところがいくらかあります。無理矢理はめ込む部品は無いので仮組みを繰り返して慎重に組み立てることをおすすめします。部品E2は,相手の部品に差し込み口がないので組みこめません。いくら工夫してもどうにもならないので無視するか,ABS樹脂製のフレームに差し込み口を彫り込んでやるか・・・前者でしょう?
シン・マツナガ大尉機は,白と灰色の2色の塗装ですが,部品は,白からダークグレイまで6段階の色分けで成形されています。これをリアルと喜ぶか,煩わしいと思うか・・・。五六式は,キャラクターホワイトと舞鶴海軍工廠グレイの2色で塗り分けました。
<完成>
ステンシル類のシールの使用は,オーバースケール気味だったので最小限に留めました。肩のストライプは,どうしてもシールではきれいに再現できませんでした。曲面に追従できずに剥がれてくると思うのでそのときは,塗装で何とかしたいと思っています。
腕にキルマークがペイントされています。
武装は,マシンガンとトマホークの他にバズーカ砲が2種類付属しています。胴体の動力パイプの取り付けには苦労しました。
うるさい感じになるので墨入れはしていません。
腰は,僅かにひねれるようになっています。
腕の隙間は,わざと開けているようです。
また,左胸のハッチが開閉できるようになっています。
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