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特集 エース塗装 

(Photo)  P-39Q のエース (エアフィックス 1/72)

by  コルディッツ

 高校時代のウォーゲーム仲間からの今年の年賀状に「積みプラ転じて罪プラになる」とあり、我が事とドキッとしました。最近は40年以上前の積みプラ工作に専念し、不要なリベット削りやらアチコチに出没する隙間の処理に疲れ果て、次はパテ不要の最新プラモデルにしようと考えていましたが、「罪プラ」の言葉に、私の使命を思い出させました。そう、積みプラをドンドン成仏させる使命に。そこで今回はエアフィックス72のP-39Qです。



 実はこのキット、赤い箱に入って販売されていたので、新製品
と勘違いして購入した物です。開封して1965年リリースの単なる
箱替え&デカール替えと気づき、積みプラにしていました。
 「罪プラ」を意識しながら、このキットの指定塗装のソ連空軍
のPavel Stepanovich Kutakhov 大尉をネット検索したら、ドイツ
機を12機撃墜したエースと分かり、本特集に便乗して成仏させよう
と思った次第です。



 フィンランドで拝観したソ連空軍のP-39Qのように、上側面の
オリーブドラブをパネル毎に塗り分け、かつ実戦で汚れた様子を
真似しましたが、塗り分けに迷ったまま時間切れでした。



 ソ連空軍はP-39を地上攻撃機として多用したと一時言われて
いましたが、主翼の武装を全て外して、機首に集中した大口径の
機関砲(37mm?)1門と12.7mm期間銃2挺に抑えた武装は、対戦闘機
に用いたことを証明しているかと。なお戦後も生き延びた Pavel
Stepanovich Kutakhov は、ドイツ空軍のエース、ハインリッヒ・
エールラーを撃墜した記録が、ソ連側だけにあるようです。
 アメリカ空軍のP-39Qの主翼下面など。ポーランド空軍博物館に
展示されていました。




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