ライト1910年型エンジン（1/12フルスクラッチ紙模型）

　　by TOSHI

ライト兄弟が自作した17作目のエンジン（1910年型、42馬力）を厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。

昨年3月号で紹介した1903年のライトの1号エンジン（右；横置き水冷12馬力）から42馬力に進化しています。

初号機ではボディ一体型だった各ピストンは独立しています。水冷ポンプの取り付け方法も洗練されてきていますね。

初号機と同様に大きなフライホイールを備えています。

プラグコードはボンドで固めた木綿糸を使いました。

NASAのHPには詳しい解説記事があって参考になります。

1/12エンジン紙模型コレクションの一部です。水冷エンジンを集めてみました。
1903年から1945年までの航空用レシプロエンジンの歴史を辿ることを目論んでいます。30作程度で完結の予定で、現時点で21作が完成しました。
黎明期のエンジンは資料が少なく想像を交えての製作になりますので、資料性は無いのですが紙の特性を活かした表現ができればと考えています。

　　Home>ライト1910年型エンジン（1/12フルスクラッチ紙模型）＜フルスクラッチビルド＆ソリッドモデル＜2022年5月号

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