Home  >「小惑星探査機はやぶさ」 (アオシマ1/32)>特集 船>2022年11月号

特集 船

 「小惑星探査機はやぶさ」 (アオシマ1/32)

by クラキン



アオシマ1/32の「小惑星探査機はやぶさ」を作りました。



【実機について】

  宇宙科学研究所、現 宇宙航空研究開発機構 (JAXA)が2003年5月9日に打ち上げた小惑星探査機で、2005年9月に小惑星イトカワに到達しました。
イトカワの表面を詳しく観測し、更に着陸してサンプル採集を行なった後、2010年6月13日に往復60億kmの旅を終え、地球の大気圏に再突入しました。
はやぶさ本体は大気圏突入で燃え尽きましたが、本体から切り離されたイトカワのサンプルが入ったカプセルはパラシュートによって南オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸、回収され、地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンに、世界で初めて成功しました。



【キットについて】
 アオシマのスペースクラフトシリーズのNo.1として発売されたキットです。
この後H-Ⅱロケットや気象衛星ひまわりなど7キットが発売されています。
人間ドックと脳ドックのために新宿へ行ったときに時間つぶしで立ち寄った駿河屋でたまたま新品同様の中古で900円という定価の半額以下で売っているのを見つけてしまい衝動買いした物です。
キットの出来映えは半信半疑でしたが、作って見るとパチピタで作り易く、程よいディテール再現で気に入りました。





インストとアルミ箔


【製作について】
 本体を覆う断熱材のサーマルブランケットをチョコレートの包装紙だった金色のアルミ箔を貼り込んで再現した以外は素組みです。
展示台になっている「イトカワ」が小さくて軽いので、釣り用のオモリ2個を瞬着で固定して安定を良くしました。

アルミ箔の貼込みと塗り分け(1)


展示台のオモリ


 製作期間は4日間で、正味の製作日数は3日です。
そのうちの半分はアルミ箔の貼込み作業です。
細部の塗り分けはシルバー、カッパー、ブラスなど5色を使って、全部筆塗りです。

アルミ箔の貼込みと塗り分け(2)


太陽電池パネルはラッカーシルバーの上にエナメルブルーを塗ってからエナメル溶剤で凸のフレーム部分だけエナメルブルーを拭取る方法で塗り分けましたが、フレームの凸モールドが低いのでちょっと難しかったです。

プレート







  Home>「小惑星探査機はやぶさ」 (アオシマ1/32)>特集 船>2022年11月号
Vol.171 2022 November.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
                    editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず/リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集2


TOTAL PAGE