Home >  (Photo) ノースアメリカン B-25 ミッチェル<博物館実機写真<2022年12月号

 

(Photo) ノースアメリカン B-25 ミッチェル

by  コルディッツ
博物館実機写真

 B-25は1942年4月に空母ホーネットを飛び立ち、東京、横須賀、横浜、名古屋、神戸等を空爆したことで有名な機体です。戦勝国の爆撃機なので、現存している機体も多く、その分メディアで紹介され尽くした気配があります。そこで1942年の偉業からB-25をテーマにしましたが、あまり日本では知られていない現存のB-25の写真を集めて見ました。と言っても私個人の主観による選択なので、見飽きた方には予めお詫び申し上げます。
※ 本稿は博物館の標示を参照しました。 

 Northamerican B-25D-10-NC 41-3022/83-8387
 ダーウィン航空博物館(ダーウィン)にて


 ダーウィン航空博物館は、連合軍が最初に確認した零戦21型の不時着機(空母飛龍所属 BⅡ-124 豊島一機)やB-52を展示するかなりマニアックな博物館です。2002年2月に拝観した時はB-25Dのレストア中でした。あれから20年、もう完璧な姿になっているかと。コロナの制約はなくなりましたが、円安で再訪が危ういの
が残念無念です。








 Northamerican B-25J-20-NC 44-29121/74-17
 スペイン航空宇宙博物館(クワトロ・ビエントス)にて



2004年10月撮影。スペインは第二次世界大戦中に1機のB-25を捕獲し、スペイン空軍が運用していました。戦後に捕獲機は廃棄されましたが、その後にB-25を入手して、スペイン空軍運用時を再現したものです。どこまで再現しているのかはリサーチできていませんが、スペイン空軍の迷彩塗装は良くマッチしていると思います。

 Northamerican B-25J-37-NC 45-8883/108-47734
 カナダ軍用機遺産博物館(ハミルトン郊外)にて

2006年4月撮影。B-25は多くの連合国に供与され、カナダ軍もその恩恵に預かりました。


 機首に12.7mm機関銃8挺を装備して、分類は軽爆撃機とは……
 アメリカのスケールの大きさを実感させる機体かと。




  (おまけ)
 やはりヒコーキは飛んでこそと思います。再掲ですが2009年7月のダックスフォード・エアショーでのB-25で締めます。



Home >(Photo) ノースアメリカン B-25 ミッチェル<博物館実機写真<2022年12月号
Vol.172  2022 December.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
                 editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」


プラモデル模型資料記事


TOTAL PAGE