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特集 アオシマ

 F4F (AOSHIMA 1/72)

  by GRIFFON



 これも買ってから40年以上たってしまいました。
70年代終わり、RevellのF4Fも手に入りにくくなり
AOSHIMAを買ったのですが・・凄まじい出来に躊躇して放置


今回、特に悪い所だけ直すことにして

・胴体後半が長く、間延びしているので3mm短縮
・カウリング、エンジンはダメダメなのでRevellに交換
 (2015年2月号で改造したFM-2の余り)
・出来の悪いキャノピスライド部を自作
・Revellのシートを追加 ハセガワのパイロットでボロ隠し
・折り畳み時、KITのヒンジでは垂れ下がるのは
 目に見えているので実機同様 固定支柱を追加
・粗末なタイヤはホイルを新造




ま、一応見られる物になりました。
2018年1月号のBUFFALOと同じ手法です。

昔であれば切刻んで徹底修正ですが
出来の良いKITが揃った現在、その意味もありませんし・・
単なる積み滅ぼし、あるいは長く待たせたKITへの罪滅ぼし。




 昔のAOSHIMAに対する酷評は2018年1月号で述べました。
カタログだけは魅力的なラインアップなのですが
KITの出来が最悪で、どう修正したものかと悩んだのは
昔はAOSHIMAしかKITが無い、あるいは他社の物が手に入らない
時代が、あったのです。

P63は他にKITが無い時代だったので一生懸命、切り刻んで
でかすぎる頭と主翼のマイナス取付角を修正した所で力尽きてます。

その昔、世にプラモデルが出始めた頃は【プラソリッド】
と呼ばれていました。
KITは素材で、そこから削り出していくと言う意味では
AOSHIMAの旧KITは、まさしくソレです。




 2016年10月号のF7Fでも述べましたがAOSHIMAの旧KITを
まともに仕上げようとすると尋常では無い覚悟と苦労が必要です。

MODEL ART 1989年1月号に掲載の
徹底修正された彩雲は、まさに感動物でした。

人生の浪費です・・つくづく昔のAOSHIMAの罪は大きいです。




https://www.youtube.com/watch?v=TrC3puZ8cwY
F4Fの細部や主翼展張の詳細が見られる動画です。




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