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トヨタ・セリカGT-R　（ST-183）1989　(タミヤ 1/24)

by 福田　道章

　5代目セリカはGT-Rがタミヤから、GT-FOURがハセガワから、GT-FOURラリー仕様は両社よりキット化されています。
タミヤのGT-Rは、はじめて実車と同時発売したプラモデルだったと記憶しております。
後に出たGT-FOURラリー仕様はマッチョにディフォルメが効いていましたが、
ノーマルのGT-Ｒはスマートで流麗なボディーラインが見事に再現されています。
エンジンルームの再現はなく、リトラクタブルヘッドライトは閉状態固定のプロポーションモデルとなっております。
インパネ、アウターミラー、ワイパーは左ハンドル北米仕様のパーツがついています。
最近は生産休止していますが中古市場で容易に入手できます。

　隙の無い出来で、弄るとしたらボディーと一体成型されている前と横のターンレンズのクリアー化ぐらいでしょうか。
今回はドアパネル等のスジボリを深くしたぐらいでターンレンズは塗装表現にしています。（シルバーの上にクリアオレンジ）
ボディーカラーはブルーイッシュグレイメタリックがイメージにあるのですが、あまり模型映えしないと思い　ライトブルーメタリックにしました。クレオスＧＸメタルブルー塗装後に少しだけクリアーブルーをオーバーコートしてみました。後期型コンバーチブルのダークブルーメタリックとごっちゃになってるかも。
ホイールはメッキをキッチンハイターで落としてタミヤラッカーのシルバーで塗り直して光らないようにしてみました。

　裏側も抜かりなく再現されています。ＭＴ2ＷＤ仕様でフロアトンネルには4ＷＳのシャフトが通っています。
最近はクラウンなどで復活していますが、このころは4輪操舵がトレンドメカニズムでしたね。　

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