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 ドイツⅤ号戦車パンサーG型 (タミヤ1/48)

by クラキン



 今回はタミヤ1/48のドイツⅤ号戦車パンサーG型です。



【実車について】
 言わずと知れた第二次大戦ドイツでソ連のT-34に対抗して開発された主力中戦車です。
避弾経始を取り入れた傾斜装甲の採用、柔らかい土の上での機動性を向上させた幅広履帯採用、強力な75mm長砲身の主砲など、Ⅳ号戦車までの弱点をカバーするように設計されました。
戦後もルーマニアやフランスで1950年代まで使用されたそうです。



【キットについて】
 パンサーの中でも主力のG型です。
タミヤ1/48MMシリーズのNo.20ですから初期の製品であり、シャシーは私の好きなダイキャスト製です。
1/48ということで手摺り等が一体成型されているなど、ディテールは適度に省略されていますが、部品点数も程々で、パーツ精度もほぼ完璧な非常に作り易い好キットです。
車体の組み立てだけなら1~2日で十分です。

箱絵


パーツ


【製作について】
 ピアノ線でアンテナを付けたことと、車体前部とフェンダーにできた隙間を埋めることも兼ねてキットでは省略されている溶接痕を追加したこと以外は素組みです。

溶接の追加


今回一番のトライは迷彩塗装の筆塗りです。
ダークイエローは吹付けですが、レッドブラウンとダークグリーンはクレオスラッカーをリターダーマイルドで溶かしながら面相筆で3回重ね塗りしました。
結構筆ムラが残りましたが、フィルタリングで目立たなくなりました。





ウェザリングは以下の手順です。
ウェザリングカラーのマルチブラックとマルチグレーを混ぜた物で墨入れ。
→ 油彩のチタニュウムホワイト、ネイプルスイエロー、ローアンバー、グリーングレーでフィルタリング。
→ クレオス8番シルバーと28番黒鉄色を混ぜた物でドライブラシ。
→ VICカラーのチッピングブラウンをスポンジとドライブラシ筆につけてチッピング。
→ 車体下部を中心にウェザリングペーストで泥汚れを追加。
マーキングはSS第12戦車師団の126号車です。
製作期間9日 製作日数5日



  これでタミヤ48でドイツ陸軍のⅡ号~Ⅵ号戦車までが揃いました。
Ⅳ号戦車を作ったのが2018年3月で私にとって2台目の戦車でした。
その後、Ⅲ号→Ⅱ号→Ⅵ号の順に作って、今回のⅤ号になりました。






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