Home  > ティレル P34 (タミヤ 1/20 )>CAR プラモデル製作>2023年5月号


ティレル P34 (タミヤ 1/20 )

  by RYUJI



 タミヤ 1/20 グランプリコレクションのティレルP34です。
昨年エッチングパーツなどを追加して再販された物ですが、
シャシーには電池が入るスペースが残っていて
さて初版はいつ頃かと調べたら、1977年のタミヤ
ニュース65号の新製品ページに載っていました。



1/20 GPシリーズの第1作でFA-130モーターで
走行できるようになっていまです。ちなみにモーター
ライズ仕様になっていたのは4作目までで、それ以降は
動かないディスプレイモデルでシリーズが継続されて
いたようです。

ボックスアートの右下に小さく上級者向けキットと
表示されていて‥‥意味深です。
45年前の型なのでそれなりに修正を要する箇所も
ありました。カウルは中心で二分割の設計なので
合わせ目が派手に目立ちます。ここはパテ埋めして
削ってペーパー仕上げするほかありません。
エンジンはシャシーと平行に取り付かないので、
これくらいか?のところで妥協します。



ウイングはデパイユ車の方を選びましたがステーは
真直ぐには付かず、パーツのダボなどを無視して
直角になるように色々やりましたが傾いたままです。
見た目でウイングが水平になればよしとしました。



立派なエッチングパーツが付いていますが、全ては使い
ませんでした。フロントのリップスポイラーやリヤウイングの
翼端板などはエッチングに換える必要が感じられなかった
のでそのままです。
エアファンネルカバーなどはエッチングパーツならではの
仕上がりでこれはいいですね。
1976日本グランプリ仕様の「たいれる」デカールは‥‥
貼るのをやめました。実車がそうでもカッコよくないです。



タイヤのグッドイヤー文字入れは思ったよりも簡単でした。
ただ前輪の方はさながら視力検査の一番小さい文字を
見ているような感じで歳はとりたくないと痛感した次第。
しかしこの六輪車を思いつき設計製作したエンジニアには
敬服します。単なる奇抜なアイデアで終わらせずにそれを
実証して見せたことが素晴らしいのです。




  Home>ティレル P34 (タミヤ 1/20 )>CAR プラモデル製作>2023年5月号
Vol.177 2023 May.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」
 

プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE