Home  > ユンカースD.1(1/32フルスクラッチ紙模型)<フルスクラッチビルド&ソリッドモデル<2023年5月号

フルスクラッチビルド & ソリッドモデルの製作

 ユンカースD.1(1/32フルスクラッチ紙模型)

  by TOSHI

 WW1のドイツ戦闘機「ユンカースD.1」の1/32模型を厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。
保管場所の制約から主翼は中央部のみ再現し、一部を骨格模型にしています。
ユンカース特有の胴体の金属波板の表現に苦労しました。



後ろは搭載された「ダイムラーメルセデスD.Ⅲa」エンジンの1/12フルスクラッチ紙模型です。胴体前半部と水平尾翼の一部をスケルトン仕様にしました。



厚紙を組んで胴体後半部の土台を作ります。



0.9mmのステンレス針金にコピー用紙を巻いた縦通材を取付けます。



縦通材を土台に胴体前半部の骨格を組んでいきます。実機同様トラス構造によって剛性が保たれます。



厚手(250gsm)のコピー用紙で胴体後半の下貼りを施します。



120gsmのコピー用紙を波板に加工し、胴体後半部に貼り付けます。以前作ったユンカースJ.1では木綿糸を並べてコピー用紙を上貼りして波板を表現しましたが、それよりはシャープにできたと思います。



ダイムラーメルセデスD.Ⅲaエンジンの1/32模型を作って機体に組み込みます。拡大すると粗が目立ちますが遠目にはそれらしく出来ました。



タイヤのスポークはボンドで固めた木綿糸を張っています。







複座の偵察機「ユンカースJ.1」と並べると大きさの違いが際立ちます。



同時代のドイツ戦闘機「フォッカーD.VII」「アルバトロスD.Va」と並べてみました。
鋼管羽布貼り、鋼管金属波板貼り、木製セミモノコックと各社の構造の違いが判って面白いです。


  Home>ユンカースD.1(1/32フルスクラッチ紙模型)<フルスクラッチビルド&ソリッドモデル<2023年5月号
Vol.177 2023 May.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」
 

プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE