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フォード・プローブGT ‘89 (amtアーテル 1/25)

by 福田 道章

 フォードとマツダによって共同開発されたプローブ。 GTのエンジンはマツダ製2.2L直4ターボ。
フラットフォームはカペラC2と共通でした。日本でもアウターミラーや灯火を変更して正規輸入販売されました。
プラキットとしては北米での人気の割にはamt1/25が唯一です。
現在生産休止品ですがこのメーカーのことなのでまたひょっこり再販してくれるでしょう。
精緻なディデールと曖昧な造形がごっちゃになったいかにもアメプラらしい内容です。
ベージュの厚ぼったいボディーパーツはレジンキットみたいです。
プロポーションは悪くないですが、今回あまり手を掛けず塗装した結果
ご覧の様にサイドモールなどがヨレヨレになってしまうので、スジボリを掘り直したりする下ごしらえが重要だと痛感しました。
ボディーカラーをホワイトにしたので余計目立ちます。
またボディーパーツのウインドウ部のランナーを切り取るとルーフが非常に脆弱になるので、つっかえ棒を作成して作業しました。





 バスタブ式のインテリアは糊代がなく裏からテープでボディー側にとめました。
ウインドウは手にしたキットが傷が多く磨き込む必要がありました。
エンジンルームの再現にパーツの大半が割かれているのでエンジンフードの取り外し式を残しましたが、合いがよくないので閉じる方がお勧めです。



リトラクタブルヘッドライトは開状態も選択できますがライト類はテールレンズ以外はメッキパーツ表現です。
そのテールレンズはクリアーレッド成型で困りました。仕方なくターンとバックアップの部分はシルバーで下塗りしてクリアオレンジとスモークをそのまま塗りましたが、実車は境界に黒いラインが入ります。
ボディー裏もまずまず再現されますが、フロントストラットはただの棒をボディーにイモ付けと落差激しい。
ホイールは表面が純正アルミとBBSメッシュの選択式。純正ホイールはメッキを剥がして塗装し直しました。
腰高なのでもっと薄いタイヤがほしいですね。




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