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特集 マツダ

'79 サバンナRX-7 (アリイ 1/24)

  by 老人とプラモ

 ヒコーキモデラ―を自称する小生ですが年の所為か、昔乗っていたクルマのプラモを俄かに造りたくなることがあります。RX-7は若かりし頃に、技術面でもデザイン面でも憧れを掻き立てられて購入しました(お金が無いのでグレードは作例のLimitedではなく最廉価のCustomでした)。プラモのRX-7を作ろうと思いたった頃はT社のキットはディスコン、H社のは未発売で漸く入手できたのがアリイの1/24です。これは小生が乗っていた初代の初期型(バンパーの左右が角ばっている)です。

 RX-7は「コンパクトなロータリーエンジン搭載」が最大のウリなので低いボンネットのラインが特徴です。


 開発者によるとリトラクタブル・ヘッドライトを装備しないと最高速度100マイル/Hを達成できない、としてコストアップ承知のもとで導入された逸話も今や昔の話。キットのインストでは開閉できるとのことですが精度よく動くとは思えなかったので閉状態で固定です。この写真のアングルはもっとカッコ良く映るはずなんですがキットではフロントの窓枠上部が太くサイドの窓枠上部ラインとの交点に段差が見えるところが×。また実物のLimited グレードはシートがブラウン系のチェック柄ですが、デカールはなく、塗装も面倒なので残念ながら省略。


 RX-7のもう一つのデザインのウリがハッチバックのリアウィンドウ。発表当初はポルシェ924に似てるなどと陰口を言われていました。実物では微妙な3次元曲面です。これもキットの可動をやめて閉状態で固定。真横からのグラスハッチの印象は合格点と思います。ボディー最後部の輪郭はもう少し張り出しが強かったと思います。クロムメッキのバッチ、ドアと給油扉のキー差し込み部の表現は小生の塗装技術が及ばないのでボディー色のままです。




キットおよび製作技術の欠点があまり目立たない(と思う)のがこの写真。高速回転時のロータリーエンジンのヒュ~ンという音を思い出します。キャノピー右後ろ部分は透明プラの内側の歪みで黒枠水平線がのたくって見えます。



 個人的にも思いと思い出の詰まった車です。 


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