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グラマン OV-1A Mohawk （ハセガワ1/72)

　by 　田口博通 Hiromichi Taguchi

　ハセガワから1960年代後半に発売された　1/72 モホークは当時　OV-1A/C とOV-1B が箱を変えて同時発売され、財布の中を見ながらどちらを買おうかと悩んだことが思い出されます。1/72では最近にいたるまで唯一のキットで、時々塗装替えして　再販してくれているのがありがたいです。

当時のハセガワマークが懐かしい初期のキットの箱絵　

（製作）

　60年代初出のキットなので部品点数も少なく　組み立ては実に簡単です。
胴体機首にコクピットと釣り用のオモリを組み込み胴体左右を接着。主翼左右は上下を接着します。

胴体に主翼と尾翼を接着し、各部を整形します。
一応パネルラインをスジボリしてみました。

塗装

　全体にオリーブドラブをエアブラシしました。
翼前縁のブーツはマスキングテープを細切りにし、艶消し黒を筆塗しました。

翼前縁をマスキング

艶消し黒を筆塗

コクピットをグレーで、排気口も塗って　塗装の出来上がり。

デカール

　寄る年波でキットデカールは使えなかったため、インクジェットプリンター用デカール用紙を使い再製作しました。主翼上のwalking lineは　マスキングして艶消し黒を筆塗しました。

　デカールの上からつやけしクリアーで保護コートし、脚とGUNポッドをつけて完成です。

　最近発売されたローデンの1/48キットに比べるとさすがに解像度が低いですが。魅力的（個性的）な姿態はしっかりと再現されているのではないかと思います。
　実機資料の少なかった1960年代当時としては、推測しながらの設計だったのではないでしょうか。

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