Home  >SEPECAT JaguarA フランス空軍 攻撃機(Heller 1/48)>特集 西欧>2023年6月号

特集 西欧

 SEPECAT JaguarA フランス空軍 攻撃機
(Heller 1/48)

  by nananiya72



ジャギュアは、イギリスとフランスのSEPECAT社が共同開発した超音速攻撃機です。





  1968年に初飛行し、1971年からイギリスとフランス空軍で運用を開始しました。
ジャギュアは、高い機動性と地上攻撃能力を兼ね備えた多用途機であり、一部使用国では偵察や防空戦闘にと、幅広い任務に使用されていました。





  キットはHeller 1/48 いつからの在庫か不明ながら、古いキットの箱替え?かもしれませんが、購入後比較的在庫期間の短い早期の着手となっています。
よく引き合いに出されるのが、三菱 F-1支援戦闘機とT-2高等練習機です。



  パクったと言われるようですが、同時期の設計で、同じエンジンで、ミッションも同様となると、デザイン、スペック的に似てくるのは当たり前という解説はわからなくもなく、納得のいくところです。





  構想としては、クセのつよいF-104をマイルドにしたような機体の計画であったともいわれますが、結局のところ相似性の強いデザインになっているように思います。
エンジンの選定にもよるのでしょうが、もしかしたら、ミラージュF-1をパクったと言われるようなデザインになっていたかもしれません。

組み立ては、主翼後縁の厚みを揃える必要があったり、主脚の取り付けが曖昧だったり、キャノピーが破滅的に合わなかったりしますが、まぁHellerの1/48キットとなればこんなものではないでしょうか・・・・それにしてもキャノピーは酷い!フジミのT-2より酷い!
全体の印象としては、作ったことのあるエッシーやイタレリよりよくないです。





  難があるのは、4色迷彩塗装指示図で、各色がテクスチャーで表されていますが、これがクセもので、見やすいように、色鉛筆で着色するのですが、途中でこんがらがってしまい、2度ほどやり直しています。

デカールは7パターンに対応していていますので、大量に余ります。 おかげでスクラップブックは充実しましたが、その後出番はありません




  完成してみると、茶系の迷彩塗装機は作った記憶がありませんので、なかなか新鮮でした。
そして、ダブルタイヤの主脚は踏ん張りが利いていて力強い。

どうせパクったといわれるなら、三菱F-1もダブルタイヤでもよかったのではないでしょうか。
三菱F-1が英仏のジャギュアーたちに負けているとしたら、そのあたりかも・・・・・・・
そして、ジャギュアーの複座練習機型は確かにT-2よりもカッコイイので負けている・・・・。
・・・・異論は受け付けます。


  Home>SEPECAT JaguarA フランス空軍 攻撃機(Heller 1/48)>特集 西欧>2023年6月号
Vol.178 2023 June.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
         editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集1

TOTAL PAGE