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1号戦車A型 (ドラゴン 1/35)
by 老人とプラモ
ドイツ戦車部隊の嚆矢となるべく開発された豆戦車。キットは十数年前、店頭で見かけてドラゴン社の大きな箱に期待して購入しました。
大きな箱には部品がいっぱいと思いきや、エンジンや変速機の点検扉の中はガランドウ。ちょっと失望しましたが、組み始めて気が付いたのは、暗視窓一枚ごとにスリットの透明部品、開閉レバー、ヒンジなどがついており 1mm程度の部品に四苦八苦。内蔵モツどころではないと外見をまとめるのに精いっぱいとなりました。
完成してみると、銃塔から上半身を出している車長が遊園地の乗り物の運転士のように見えます。全長約4.0m、全高約1.7mの豆戦車ということが良くわかります。
実写の記録映像では 近接の場合、ほとんどが下から見上げる角度で写されており、豆戦車と思わせない映像が選ばれたのでしょうか?
1/35では全長約11.4cmなので この程度で結構精密に見えると思います。銃塔周りの吊上げフックは取り付けに苦労しました。
こまごまとした部品が多い割にはキットの説明書には細かい塗装指示はなく、迷ったのがハッチ裏の塗装です。1号戦車は戦前の軍事パレードに出た写真の中にハッチ裏が白く塗られているのがあったような~。
戦車兵の練習機材として開発されたそうで、WW2の緒戦では勝ちいくさになったけれど、この角度から見ると、やはり遊園地の乗り物の後ろ姿に見えます。
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