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  ポールトンボール ディファイアントMkⅢ NF(?)
架空戦闘機の物語

by mersu57



 ディファイアントに採用されたターレットのアイデアは良いとおもわれたが、実際には全く役に立たず、夜間戦闘機として転用するも機体の重すぎる装備に対してエンジンが非力でここで更なるパワーアップ版を計画するも、より大馬力のマーリン60エンジンはスピットに優先され使えない事になりこれで運命が尽きるかと思われたが、当時実用化の目処がついた1500馬力以上のスリーブバルブエンジンのハーキュリーズに換装する事で大幅にリフレッシュした3型が誕生した。そのエンジントルク増大に伴い垂直尾翼は増積され、空冷化で大きくイメージが刷新された。エンジンそのものの重量増があったが、ラジエーター及び補器類がなくなったので相殺され、馬力増により最大速度は若干速い程度であったが、上昇性能が大幅に良くなった。
更に夜戦として最新の短波長レーダーを積み後部ターレットはイスパノ20mm連装赤外線照準のリモート方式に換装した。
パイロット後席にレーダーオペレーター兼射撃手が搭乗する形になりその後の夜戦部隊の主力として活躍した・・・かも。




キット製作について
キットは初版のエアフィックス1/72デファイアントです。


マーリンエンジンの機首部が全く実機の雰囲気と異なっており、まともに作るのは困難と判断。空冷エンジン化した空想の機体を作る事にしました。カウリングは旧レベルのFw200から流用、少し短く切っています。


尾翼部は1/48メッサーG6(アカデミーのキットだったと思う)を移植、更にプラ板で全縁部を増積しました。主翼は中央部に1/72換算で1mmのリブを入れ修正しています。レーダーポッドはMIG15の増槽を整形して取り付けました。





ターレット部はプラ板積層ブロックより削りだして制作20mm機関砲はジャンク部品から流用、砲身は金属パイプに置き換えています。



塗装は全てアクリル水性塗料で筆塗り処理してます。真黒一色では単調なので、ブラウン/レッド/ダークグレー/ダークグリーンそして若干の黒で階調を調整しながら塗り込んでいます。
デカールはキット添付のものは古く使えない様だったので、手持ちの寄せ集めで貼付しています。



デカールはキット添付のものは古く使えない様だったので、手持ちの寄せ集めで貼付しています。



今回は工作、塗装ともに十分に楽しみました。


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