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　日本陸軍 KI－51 99式軍偵察機 (ニチモ　1/48)

　 by　nananiya72　鏡の中の蜃気楼

ニチモの99式軍偵です。

キット内容は同社の一式戦闘機一型と同様、エンジンやコクピットが具沢山となっていますが、何処まで正しいのかは未検証です。　シートはソファーのようなもっさりとした出来でしたのでうすく削りました。
塗装資料は何処から入手したのか、今となってはわかりませんが、支那方面に展開していた、第４４飛行戦隊の軍偵だそうです。

第一風防の角のような支柱は、脆そうなので、硬いプラに置き換えました。　　
スピンナーは資料通りの先っぽだけのものにしましたが、キットのまま根元まであるタイプでも
よかったみたいで、そっちのほうがカッコいいかも・・・・・

濃緑色のハセガワ（マニアホビー）1/72と比べると

　数ある画像等と見比べると、ちょっと太いかなぁ・・・・　塗色が灰色ベースのせいだろうか・・・・
はたまた、風防がゴツイせいだろうか・・・・・

実機については、計画段階で、襲撃機ありきなのか軍偵察機ありきなのかという点について、相反する記述がありますが、どちらもキ―51ということで、どれほど明確な区別による運用がなされていたかは、よくわかりませんでした。

　要求性能、仕様に無理がなく、手堅いスペックになったために広く使われたという背景がありそうです。
空地一体となった地上戦がどれだけ行われていたかはわかりませんが、中国戦線や大戦初期の地上部隊にとって頼もしい存在だったようです。必要とあらば、軍偵でも爆装は可能です。

　終戦後も各戦域で接収された機体はそれぞれの内戦や独立戦争でも使われていたという記録もあり貴重な航空戦力となっていたようです。

　このニチモのキットが1/48では唯一と思っていましたが、近年ウィングジーキットというウクライナのメーカーが2019年にリリースしています。　　小規模メーカーながら品質は高いらしい。
なお、お値段もそれなりで、諭吉っつぁんクラスであります。
ウクライナ支援の一環としてのご購入などいかがでありましょうか・・・・・・

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