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LOTUS EUROPA (yodel 1/24)
by GRIFFON
ヨーデル模型のSUPER CAR SERIESの1つで
他にMIURA JOTAがありました。
EUROPAはSUPER CARじゃないんだけどね・・
yodelは目立たない模型Makerでしたが
古典シリーズ 大名駕籠 御所車(牛車)など
個性的なKITを発売していて出来もかなりの物でしたが
2008年頃に事業停止していたらしいです。
KITは上げ底インテリア、手抜きシャシですがボディの造形は良いです。
多分・・・設計者は完璧なKITを作りたかったのかもしれません。
企画は会社が決める事なので設計者の思い通りにはなりません。
古典シリーズだけでは、やっていけないので自動車なども
開発するも予算もかけられず仕方なく・・ということでしょうか
TAMIYAのKITが出た今、何の意味も無いことですが
長らく寝かせたままだったKITの為に少しだけ手を加えます。
勝手な思い込みですが設計者の無念を少しでも晴らせたら・・
電池を単5に変更、前側配置にして上げ底インテリアを改造
エンジンフードをCUT 開閉式に改造;プラが硬かった・・
一部のマニアは4AGにENGINE SWAPしているので
ENGINEを、それらしくでっち上げ
(よくまあ、RenaultのTRANSMISSIONにつなげたもんだ
芯出し、どうしたんだろ)
個人作業での【芯出し】の大変さは、こちらを・・ 23Minから
https://www.youtube.com/watch?v=u_bInd1nd9c&list=PLRd4HSeRsmW5IcyLFvT9PDu3HQQFZi7Op&index=23
KITはFA-130 MOTORをSIDE WINDER配置ですがENGINEを入れる為
TAMIYAのミニモーターを使いINLINE配置に変更
ギアをカバーする為、TRANS MISSIONが馬鹿でかくなってしまいましたが
3流模型MAKERっぽく出来ました。
ヘッドライトもレンズを、ボディに直付なので
穴をあけてジャンクPARTSの反射鏡を埋め込み
レンズ回りのメッキも追加;これで大分 雰囲気良くなります。
【昔は・・】
yodelやCrown 河合 コグレ 山田 中村など小さな模型Makerがあり
それぞれ、個性的なシリーズを展開していました。
そんな小さな模型Makerでも生きていけた良い時代だったのです。
ひどい出来のKITも多かったですが
TAMIYAなどの大Makerが出さないようなCAR KITなど
を出してくれたのは、ありがたい事でした。
【ひどい】といっても2種類あり
・本当にひどい物;Makerの能力不足や明らかな手抜きと見られる物
・資金的でひどい物:シャシ、小物が手抜きでもボディの造形など
基本が、しっかりしている物
後者の場合は、手の入れ甲斐があり他MAKERのPARTSを移植
すれば、まあ満足な仕上がりになります。
結局、これらのMAKERは消えてしまったのですが
時代の流れで仕方ないとは言え,模型の多様性が
失われてしまいました。
模型屋の片隅に、潜む得体の知れないKITを
見つける楽しみ・・
珍しさや何も買う物が無くて買ったりした
2流MAKERのKIT
買った当時は粗末な出来にガッカリしていましたが
21世紀の今、意外な宝の山に見えてきました。
とは言え、満足のいく仕上がりにするには
かなりの手間がかかります。
特に1970年代の1/24 CAR KITは走行重視の
上げ底インテリア、手抜きシャシの物が多く
RWDシャシのDONOR KITもHASEGAWAが旧車KITを発売するまでは
FUJIMIの27REVIN AOSIMAのA20 CELICAくらいしかありませんでした。
そもそもシャシの資料すら最近まで手に入りませんでしたので
KITを前に、ため息つくしかなかったのです。
最近は旧車RESTOREの動画も多く、今までわからなかった
BODY裏側まで見ることが出来ます。
腕前があれば過去の不完全な上げ底KITの為の3D PRINT
UP GRAE用TRANS PARTSを作る事も出来るんですが・・
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