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特集 英国現用艦船SHIP

英国駆逐艦 タイプ42バッチ1 ニューキャッスル 
(ドラゴン 1/700)

  by 寿



 英国の現用艦船特集ということで作って見ました、タイプ42駆逐艦。いやー、わたしのストックの中で現用英国艦船ってコレしか持ってないんですよね。しかもホンモノがどーいった性能なのかもサッパリわからんちんのままで、何故コレが我が家のストックヤードに積まれていたのか、これまた謎のブツ。なーんでわたしゃコレ買ったんだろね。  



 時折プラモ仲間が、我が家に燃料投下よろしく積み置きテロを敢行しますが、コイツは間違いなく自分で銭出して買ったもの。なので模型屋のレジに持っていく際には何某かの決意があったんだろうけれど、今となってはサッパリ。その瞬間々々で考えるコトがコロコロ変わるので「当時のわたしに聞いてくれ」てなものでございます。



   刹那主義などと言う無かれ。人生いまこの瞬間がすべてなのです。過去や未来には拘らない。いまこの一時が己の全てなのであります。世界がわたしに神託を託したもうているのです。直感と情熱で生きる者に幸いあれ。
 まぁ後先何も考えてないというのが正しいんですけどねw



それはさておき、ウィキペディアによれば1960年代の労働者党の軍備削減政策によって大幅に削られた予算の中で、質素倹約の果てに生まれた艦艇のようです。ちなみにバッチ1、2はほぼ同型艦なれど、バッチ3では一回り以上大きな艦艇になっていてほぼ別種。別の名前にすりゃよろしかろうにと思いもしますが、「以前承認してもらったブツの改良型だから」って言い訳なら予算が下り易いと、そんな思惑が透けて見える艦艇です。
 まぁアメリカもよく似たようなコトやってるし、どの国でも軍隊の最大の敵は、財布の紐を握っている自国の議会なんだろうなぁ。





製作の詳細

(写真1)なんだかスンゴク素っ気ないボックスアートですが、「スーパーバリューセット」って書いてある。なのでエデュアルドのウィークエンドエディションみたいな感じの、お手軽購入キットって感じなんでしょうかね。お値段もまぁ、2500円だったので2000年当時としてもソコソコの価格です。最近の艦船キットってビックリするくらいお高いしね。(あ、船に限ったことじゃなかったか)
 因みに販売元はプラッツで、カルトグラフのデカールなのがナイスです。

(写真2) オマケの(オマケなの?)原潜トラファルガー級トライアンフは此処で小休止。決してお手つきキットに堕ちる訳ではありません。ニューキャッスルの完成を優先させただけの話です。ホントです。信じて下さい。


(写真3) いつもの如くネオジム磁石を埋め込みます。なんちゅうかコレ、船作るときのデフォルトになりつつある。なにせ駆逐艦って軽いからすぐコロンって転んじゃうし、ベース無しじゃ不安なんだよね。

(写真4) 制作はチマチマ組んでチマチマ塗って行くダケなのですが、チマチマ過ぎて写真撮るの忘れてました。スイマセン。なのでベース制作をちょびっと。ティッシュをダークブルー系でペタっと塗って小一時間ほど乾かします。
 プラと違って塗料の吸い込みスゴいから乾くのに時間かかるんだよね。換気は窓全開バリバリ、充分に行ないましょう。家族から総スカン食わないようにご注意を。(むしろ外でやれとか言われそうだな。でも今日はめちゃ雨降ってるし~)


(写真5) ベースになる木板にネジ釘ねじ込んで、ネオジム磁石の貼り付け場所を確保。そして汚さないようにマスキングです。

(写真6) ベース色が乾いたらティッシュをくしゃっと丸めてシワだらけにした後に、木工ボンドでペタっと貼り付け。ミディアムブルーやライトブルーでテキトーにべたべた塗った後、白でドライブラシしたらこんな感じに。
 後はパソコンで銘板を作り、プリンターで印刷ヤツを切り貼りしたら出来上がり。お手軽な割りには見栄えが良くて、お気に入りのやり方でございます。


(写真7)オマケのホワイトエンサイン。やっぱ船は旗があると違いますなぁ。国背負ってる感じがする。

(写真8) そんなこんなで出来上がりです。ホントはそろそろ戦艦を作りたいんだけれども、お仕事と時間がそれを許してくれない。ヒコーキを優先してるからどうしても、ね。願いが叶うのはもうちょっと先の未来になりそうです。(よもやまさか、一〇年単位の未来じゃあるまいな・・・・)



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