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　鉄人２８号(モデロイドノンスケール）

by クラキン

　今年５月末に発売になったばかりのモデロイドののんスケールキット「鉄人２８号」です。

【鉄人２８号について】

　私が生まれた１９５６年に月刊『少年』で連載が始まり、１９６３年にＴＶアニメとして放映が開始されました。
丁度同じ年に鉄腕アトムのＴＶアニメの放映も始りましたが、自律型ロボットで「良い子ちゃん」のアトムよりもリモコンを操る人間次第で善にも悪にもなる鉄人２８号の方が断然好きでした。
ビートルズよりもローリングストーンズの方が断然好きだったのと似てます。
子供の頃からへそ曲がりだったのかも知れません。
詳しくはこちらで。
鉄人28号 - Wikipedia

【キットについて】

　今年の５月末に初期のオリジナル版と１９８０年以降の太陽の使者版がモデロイドから同時発売されました。
勿論、子供の頃に夢中で見たオリジナル版を予約購入しました。
キットはＴＶアニメ版の初期の鉄人２８号をかなり忠実に再現していて素晴らしい出来映えです。

箱絵

　各関節が可動し、色々なポーズが取れるスナップオンキットでパーツ精度も良く、アニメ版と同じくブルー、レッド、グリーン、ブラックの４色のプラパーツで構成されているので塗装無しで素組みしてもそれなりに完成します。

パーツ群

　但しパーツの継ぎ目がどうしても目立ってしまいますし、湯じわもところどころにあるので、出来映えを重視するなら継ぎ目処理＋塗装が必要になります。
また、キットは２８号本体だけで展示台や正太郎少年のフィギュアなどは付いていません。

合わせ目

湯じわ

【製作について】

　先述のような理由で組み立て後に継ぎ目処理を行ない、全部塗装しました。
黒の部分はＭｒ．カラーのセミグロスブラックです。
ブルー、レッド、グリーンの部分は「キャンディ塗装」と呼ばれる方法で、下地にメタリック色を塗って、その上からクリアー塗料を吹くという方法です。
下地のメタリック塗装の輝度とクリア塗料の色と吹き厚で仕上がりの色味を調整しています。

　２８号の本体だけではいかにも寂しいので、ジオラマ風の展示台を自作しました。
箱絵を真似してＴＶ版の主題歌の「ビルの街にガォー！夜のハイウェイにガォー！」のイメージをそのまま表現してみました。

展示イメージスケッチ

　木で台座を作り、その上にブリキ板の地面を付けて、前面の銘板プレート部分はプラ板です。

木製展示台

プラの歩道と分離帯

地面をブリキ板にしたのは２８号の足裏にネオジム磁石を取り付けて２８号本体が転倒しにくくするためです。
背板はプラ板に箱絵を真似してビルの街をエアブラシ塗装で描きました。

背景画のマスキング

　ＬＥＤ６個と電池ボックス、スイッチの配線済みセットが１００均ショップで買えましたので、２８号に向けられたサーチライトを表現するために展示台に６個のＬＥＤを仕込みました。

１００均のＬＥＤセット

　銘板の両脇に正太郎と大塚署長のフィギュアを配置しました。
このフィギュアは昔、海洋堂のタイムスリップグリコシリーズとして発売されたものをネット通販で手に入れた物です。
パブリカははっきりとは憶えていませんが、かなり前に食玩か何かで買ったものです。

タイムスリップグリコ

ほぼイメージ通りのものが完成しました。

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鉄人２８号(モデロイド ノンスケール）

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