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特集 英国大戦機 

スピットファイア PR XIX (エアフィックス1/72)

by  コルディッツ

 スピットファイアの写真偵察機型には、惹き付けられるモノがあります。プラモデルを再開する気になれたのは、エアフィックス 72のスピットファイア PR XIXが輸入され、店頭に並んだからでもあり、当時の価格は900円!何とリーズナブルと感激し、即座に購入しました。しかし作るのは、まず時系列的に積みプラ解消からだろうという思い込みがあったのと、機体色のP.R.Uブルー の色調にしっくりする塗料を見つけられず、自然積みプラ化していました。
 その後フィレホのP.R.Uブルーを入手する機会があり、これぞ私の求めていた塗装色と気づいた事と、先月号の戦後の英国機特集が背中を押し、プラモ復帰の恩返しと、エアのPR XIXを開封しました。PR XIXの生産は第二次世界大戦中ですが、指定塗装の一つ、スウェーデン空軍に配備されたのは大戦後でしたので。
 ところが8月の猛暑時期に、クーラーは故障し、扁桃腺を腫らして寝込むという不運に襲われ、プラモどころでは無くなりました。
そこで「大戦中に生産された」を活かし、本号に投稿させて頂く事にしました。



 P.R.Uブルーで私の印象に強く残っているのは、下の実機写真です。2002年にスウェーデン空軍博物館で撮影したものです。 



 ところが2014年6月に再訪したところ、自然光をシャットアウトした処に吊されていて、ブルーというより、グリーン、しかもRLMグレーのように見え、すっかり混乱してしまいました。



   なのでフィレホの塗装色を見て、救われた思いがしたものです。
 塗料は自然な感覚で塗れました。フィレホは塗料の一大革命かもしれません。



 太陽光の下でのP.R.Uブルーは、下の写真のように見えます。
 2008年7月にダックスフォードで撮影。二重反転プロペラ?が 気になっていますが、リサーチは掛けていません。 



 エアのキットは円安で価格上昇中のようで、現時点でのコスパには?が付きますが、輸入当初の900円なら、存分に愉しみ、かつヒヤヒヤスする事もでき、文句なしのお買い得でした。




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