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特集 英国大戦機

  スピットファイアMk.Ia & Mk.IIa(エアフィックス 1/72)

  by 入江健次



 小学校の時に見た映画の話になって申し訳ないのですが、戦争映画がTVでやる日は大変楽しみでした。「空軍大戦略」という映画も、とても印象に残っています。原題は「バトルオブブリテン」で今思うとそのままで良いのにと思いますけど。



映画で出てきたスピットファイアはとても恰好良かったです。ハリケーンも出てきてましたが、なんか格好悪う、とか思いました。



その映画の中でお父さんのパイロットから子供達がスピットファイアのソリッドモデルをもらうシーンがあって、いいなあと思いました。今でも私の中ではスピットのベストモデルはあれなのです。



という事で、模型をつくるなら、やはり母国製が良いねと思い、エアフィックスの新旧のキットを二つ作りました。コードUDTのMk.2aが古いキットで、バトルオブブリテン50周年で発売されたもので、OWKのMk.1aが少し新しいキットです。



この新しいキットはエアフィックスの公式Youtube で制作動画がありましたけど、カッター、ニッパーは使わないですべての部品は手でもいでました。すごいワイルド。それで塗装は普通にしていました。今でもあるのでしょうか。



  旧キットは古い金型で凸モールドです。私はこのままでも良いのですが、新しい方はそれは深く、太いスジボリで、マッチボックスの運河彫りなど可愛いもので、いわばクレバスです。私は箱を開けて見たとたんびっくりして今まで封印していたのです。実物見ないで設計してるのでしょうか?



模型は普通に組んで二機同時にすべてMr.Colorの筆塗りで行いました。ダークグリーン、ダークアース、そしてダッグエッググリーンを使用。機内色は三菱機内色を明るくしました。気をつけたのは迷彩の境目の自然さを出すことと、イギリス機らしい煤けた感じを狙いました。少し汚しすぎですね。 



  完成すると、古いMk.2aはハセガワのやはり古いキットに似た仕上がりになりました。これはこれで良い感じです。



新しいほうは遠目に見るとメリハリがあってデカールの鮮やかさも在ってまあまあ良いですが、近くから見るとやはりスジボリがキツ過ぎです。良いMk.1が欲しければタミヤが良いのでしょうか。 



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