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特集 アメリカAFV

 M2A2 スーパーブラッドレー(タミヤ 1/35)

by 平針みなみ HIRABARI Minami



タミヤのブラッドレーのキットの系譜
M3ブラッドレー騎兵戦闘車 1985年2月発売 MM35131
M2ブラッドレー歩兵戦闘車 1985年8月発売 MM35132
M2A2 スーパーブラッドレー 1991年7月発売 MM35152
M2A2 ODS デザートブラッドレー 2003年8月発売 MM35264

  タミヤのホームページの製品一覧のページを見ると、M2ブラッドレー歩兵戦闘車とM2A2 ODS デザートブラッドレーは掲載されていますが、M3ブラッドレー騎兵戦闘車とM2A2 スーパーブラッドレーは見当たりません。
M2A2 ODS デザートブラッドレーはM2A2 スーパーブラッドレーに車外装備品やCIP(Combat Identification Panel 戦闘識別パネル)を含むランナーを1枚追加しています。
M2ブラッドレー歩兵戦闘車のキットでは、室内も再現されていたようですが、M2A2のキットから省略されています。

組み立てはとくに問題なく、すぐに形ができあがります。
細部の省略されているところなどに拘らなければ。

2本のアンテナ線は手持ちの真鍮線をキット指定の長さ7cmに切って接着。

実車の車体上面は滑り止めのツブツブ処理がされていて、箱絵は色の濃淡でツブツブの有無を再現しているようです。今後M2A2 ODS デザートブラッドレーを作るときには、その再現を何か考えてみましょう。


 塗装は、在欧米軍仕様にしました。このキットの指定色は、XF-1フラットブラック、XF-58オリーブグリーン、XF-64レッドブラウンの3色ですが、より新しいODS デザートブラッドレーのキットでは、TS-61(XF-67)NATOグリーン、TS-62(XF-68)NATOブラウン、TS-63(XF-69)NATOブラックの指定になっています。塗装する段になって、タミヤ、クレオスともNATOカラー3色が見当たらなく、グリーンはC122 RLM82 ライトグリーン、ブラウンはC41 レッドブラウン、ブラックはC40ジャーマングレーで塗ってみましたが、実車の写真を見る限りでは、ブラウンはもっと明るい色に塗った方がよかったように感じます。









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