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誌上個展
 イギリス初期ジェット機シリーズ その6

英国ジェット機のパイオニアE.28/39

  by Nobunaga

1.1/48スペシャルホビー
2.1/72イースタンエクスプレス



 グロスター E.28/39 (Gloster E.28/39)とはイギリスのグロスター・エアクラフトで製作され、同国で初めて飛行したターボジェット機である。非公式にグロスター ホイットル(Whittle)、グロスター パイオニア(Pioneer)、グロスター G.40などとも呼ばれる。”ジェットエンジンの父”と呼ばれるフランク・ホイットルの設計したターボジェットエンジンの実用性をテストするために開発され、その結果はジェット戦闘機グロスター ミーティアへと反映された。

*ウイキペディアより抜粋させていただきました。
*E.28/39という名称は、1939年に航空省が製作を呼びかけた第28番目の実験機 
 (Experimental)の仕様というところから来ています。



 スペシャルホビーのキットは「後期型」で発売され、レジン製の尾翼のヒレがパーツで付属になっていますが。製作は初期型としたので使っていません。単純な形なので作るのは簡単だと思いきや胴体合わせの段階で主翼フィレットやジェット噴出口辺りで干渉するので削り込みをしました。いつもの事ですけど。
 パネルラインは浅いのでメリハリをつけるため掘り直しをしました。主脚はそのままでは長すぎて「足長おじさん」になってしまいます。オレオ部分を切りつめて調整しました。



 パネルラインは掘り直して、エンジンカバーはシャープペンの先を尖らせたポンチリベットを打ちました。両主翼の先端は簡易キットではもっさりとしているので削って薄くしました。


 エルロンや尾翼のエレベーターは強調するため深く掘りました。



 前輪の泥除け?はエッチングパーツで取り付けが大変でした。プラバンに置き換えた方が良かったです。
 ブレーキパイプを追加してます。
 写真ではよく見えませんが異物吸い込み防止のルーバーを再現してます。



 機首には THE GLOSTER E28/39と誇らしげに銘が書いてあります。


 イースタンエクスプレスのキットはかなり古そうです。各パーツはその時代のものですが合いは悪くないです。金型がすり減ったのかパネルラインはかかすかに見える程度です。
 エンジンカバーの部分だけ彫りました。
 こちらは後期型にしたので塗装もグレイとグリーンの迷彩として水平尾翼にはヒレをつけました。デカールは使えましたが蛇の目の黄色の部分は余計なので切り取ったり余白や透明部分は白濁していてシルバーリングになったようで細かい文字は貼りませんでした。コックピットはちょっとだけ手を入れました。


 前面空気取り入れ口の仕切装置(名前はわかりません)は加工に失敗して凸凹になってしまいました。水平尾翼の安定板はプラバンで作りました。前輪主脚の泥除け?は細切りプラバンで作りました。





  参考資料:AEROPLANE COLECTORS`ARCHIVE「Early Jet Fighters」他インターネットによる実機写真、作例等



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