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　　F3D-2 ダグラス　スカイナイト夜間戦闘機
（マッチボックス1/72）

　 by 入江健次

　今回も、私の好きなVMF-513夜間戦闘機隊”フライングナイトメア”からF3D-2ダグラス　スカイナイトを作らせていただきました。その後、部隊はハリアーなど装備していて、現在はF-35でしょうか。今も昔のままの真っ黒のスキームだったら作ってみようと思いますが、グレーだったら作る気がしませんので、これでVMF-513は完了とします。

スカイナイトは精密レーダー搭載、並列複座の全天候型、空母での運用も考えられた戦闘機ですが、朝鮮戦争で陸上でしか使用されず、主に夜間爆撃のB29の護衛や安眠妨害爆撃の「ベッドチェックチャーリー」Po-2やYak-18の駆逐が主任務だったわけです。Po-2は第二次大戦から運用され、パタパタと150km/hぐらいで夜間飛んできて、兵舎の窓から兵隊が寝ているか確認できる、飛行場に搭乗員が手で爆弾を落としてる。などと言われ搭乗員からは本当に嫌われ者だったのですが、最新の電子機器搭載のジェットの敵は空冷単発の複葉機だったのです。

模型はスウォードなど見たことないので、マッチボックスの古いキットです。
制作は翼の付け根、エアインテークとジェットノズルの部品の合せに大量にパテが必要なのと、
コクピットのシートにヘッドレスト追加、ルーフ部分に肉抜きしたサポート材を追加したぐらいです。ほかは増槽のフィンを薄く削りました。あとは機体、翼のパネルラインは全部スジボリに変更しました。キャノピーはピカールで磨いておきました。

塗装はWFのロゴと機番12をモンザレッドで吹いておいて、マスキングしておいてから半艶ブラック塗装、国籍マーク、コーションをデカールで仕上げました。キットにはWFのロゴもあるのですが二つしかないです。このキットを作る人は注意してください。

一応完成です、ダグラスの設計は変わってますね。一言でいうと羽が生えたゴマちゃんです。
何はともあれ、VMF-513、３機種揃えられ良かったです。

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