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　LTV A-7D　Corsair Ⅱ
リング・テムコ・ヴォート　A-７D　コルセアⅡ (フジミ 1/72)

　 by　nananiya72　鏡の中の蜃気楼

ピッツバーグ空港所在だった、ペンシルベニア空軍州兵のA-7Dコルセア攻撃機です。

1/72の小さめのジェット機は飛行姿勢で作ることが多いので、これもデスクトップです。
台座に州兵のエンブレム、1分で兵役に付けるからその名も、ミニットマンなのです。
脚がないからラクなようですが、かわりに脚扉をキレイにつけるのもラクではない（笑）

空軍では海賊という名称が癪にさわったのか、CORSAIRとは呼ばずに
Short Little Ugly Feller、「チビで不細工な奴」の略で、SLUFと呼ばれていたそうで、
イタレリ1/72のA-7Dの箱にはSLUFFと書かれています。

見ての通りで、LTV　F-8　クルセイダー艦上戦闘機を元にして作られた艦上攻撃機をF-100戦闘機のポンコツっぷりに焦った空軍が、A-7を空軍用に変更したA-7D型を採用し、さらにそれを元に海軍向けのA-7Eが作られました。

初期のA型では、空母のカタパルトの蒸気を吸い込んで、エンジンがストールぎみになる不具合が出やすかったそうで、フル爆装での発艦時はアブナイ、アブナイ・・・・
このインテークは模型でも内側の塗分けがあるので、ちょっと厄介です。

フジミのキットは主翼の組み立てやインテークの組み立てに手間がかかりますが案外いいキットだと思いました。　塗装例も3種類あり、ベトナム迷彩にシャークマウスという定番的なものもありましたが、あえて上下面グレーとグリーンのANGです。

キットにはパイロットが入っていませんので、大勢のなかから選別してリクルートしました。
武装の搭載量が多いと言われているので、マーベリックを6発、スネークアイを6発用意しましたが、マーベリックが燃タンと干渉し、スネークアイはマーベリックと干渉しましたので、それぞれ2発づつ撤去しました。

そんな関係で、武装点数的にはそれほど重武装に見えません。太目のマーベリックを搭載したせいかも・・・・スネークアイ低空爆弾も4発ではなぁ～

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