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誌上個展

フィアット G.91 P.A.N. (イタレリ 1/48)

  by 老人とプラモ

 1953年12月にNATOが仕様を提示して軽戦闘機の設計コンペが行われました。フィアット社のG.91はこれに応募し1955年に優秀賞として認定され試作開始、1956年8月に初飛行。機体寸法は 長さ: 10.3 m、翼幅: 8.56 m でF-86に比べると一回り小さい。G.91 P.A.N.はイタリア空軍の曲技飛行チーム(フレッチェトリコロール)がG.91を曲技用(武装撤去、バラスト、ピッチダンパー、スモークタンクの装備)に改造したもので1963~1981年まで使用したそうです。

 キットの金型は 印象では相当古いようで部品の精密感は まあまあの程度です。小生は箱絵の素晴らしさに騙されましたね。


 組み立て説明書も判りずらいところ(主翼の整流板や脚カバーの取り付け)がありました。このキットはグロス仕上げでデカールを成功させることがポイントと割り切って製作しました。





  パイロットはジャンク箱からスカウトしてイタ空軍らしく仕上げましたがキャノピーの平滑度がイマイチでよく見えません。

 古いキットの割にはデカールは新しいモノが入っていたようです。問題なく貼り終えることができました。






 イタリアのこういうデザインセンスは素晴らしいですね。



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