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特集 アメリカ陸軍機、民間機

 Curtiss P-40 Warhawk
アメリカ陸軍航空隊 カーチス P-40N ウォーホーク
    (元はモーヴ1/48)

  by nananiya72 鏡の中の蜃気楼



箱なし、デカールなしの元はモーヴ金型のブランド不明韓国インジェクションのP-40N型です。
成型色はなんと黄緑色という変態的にユニークなもの・・・・色は塗るからどーでもよい。

デカールはスーパースケールのそこそこ古い2003年製のデカールです。
3パターンの図示があるのですが、よく見るとN型とM型が1機ずつしか作れない構成になっており、側面のマークはよそから持ってきました。




まぁP‐40にしては、鮫口やセクシー美女系のクセの強い塗装ではない、おとなしめの機体です。
意外でしょうけれども、どちらもキャノピー枠のマスキングは、「マスキング販売」さんのハセガワ用を無理やり使いました・・・・




P-40Nに限ったことなのか第一風防の枠が左右で違っています・・・・
他の型では見られないようですが、後で調べたら、未確認ながらどうも昔のクルマについていた、半開閉可能な三角窓的な用途のようです。
なお、キャノピーパーツの透明度は良好です。
主翼と胴体の接着はパテが必要・・・それもケッコウ多い目です。
脚収納扉の押さえや落下タンクの支柱などは出来が悪いので要注意です。
自作が必要かもしれません。




排気管パーツとして片側の気筒分だけ一括パーツになっているのが普通だと思っていたのですが、
1本ずつバラバラになっていて、これ非常に面倒です。・・・・・
作業途中で飛んで行ってブラックホールに吸い込まれ・・・・・といった心配があります。
・・・っと、心配しながらやっていたら、案の定・・・・・あぁーあ・・・・




ベージュ塗装が砂漠迷彩にみえたもので、なぜソロモン方面なんだ?? という
疑問がありましたが、これはギモンでもなんでもなくって、わたしの無知・・・・。 

両方とも最初から太平洋方面の部隊で、ヨーロッパにもアフリカにも行ったことがありません。  
ちなみに単色塗装の第45戦闘群を例にすると、開戦そうそう、ハワイで南雲機動部隊の攻撃を受けています。 映画でも描かれていましたが、工作員による破壊を恐れて、
わざわざ飛行場の真ん中に並べられたため、地上で全滅しています。
その後は色々ミッションがかわり、この機体の時代はソロモン方面で活動しています。
戦争末期にはP-51Dで硫黄島からB-29護衛任務のかたわら各地の地上攻撃をやっています。

垂直尾翼がチェッカーの第8戦闘飛行隊の場合、ソロモン方面ではラエ、ポートモレスビーの防衛などやっておりましたので、あのラバウル航空隊とバチバチやっておったようです。その後はP-38やP-47に改編しフィルピン侵攻に加わっています。
戦後はP-80の装備となり千歳、三沢に駐留、のちにF-84で朝鮮戦争を戦っています。


このキットは現在アカデミーより比較的安価で販売されておりますが、それなりに苦労するはずです。
外形はともかく、小物の出来があまりよくありません。
部品点数は少ないのですが、各部の合わせ込みに時間がかかります。


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