Home  > ボーイング707(アトランティス 1/139)> 飛行機プラモデル製作>2024年1月号


温故知新シリーズ 第73弾

ボーイング707(アトランティス 1/139)

  by ヒサマロ



 どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズはアトランティスから昨年再発された元レベルのボーイング707を取り上げさせていただきます。
レベルのキットは1958年に発売されました。日本でも1960年代後半に他の民間ジェット機と一緒にグンゼレベルから発売されていました。



 では早速組み立てて行きましょう。
まずは胴体、主翼にひけがみられるのでパテできれいに処置しておきます。窓はすべて一段凹んだモールドになっていますが、私は機首部分の窓だけパテ埋めして滑らかに整形しておきました。
地上姿勢にするので機首部分にたっぷりと錘を入れておきます。
ラダーは可動できるよう別パーツになっていますが、あまり意味がないので私は固定しました。
胴体左側前後にドアが別パーツになっているのですがはめ合わせは良くないので接着後、面一になるよう整形します。ここで左右の胴体を接着します。段差が生じるのでここもパテなどで整形しておきます。



 ピトー管と一体になった垂直尾翼上部パーツ接着します。水平尾翼に昇降舵とテイルコーン下部を組込胴体へ接着。ノーズコーンはやはり段差が生じますのでヤスリがけして整形します。主翼は上下分割で後縁の分割線が上側に出るので目立たないようにしておきます。エンジンポッドも段差が生じるのでここも整形します。ポッドと主翼への取付部分は比較的きれいに接着できました。主翼と胴体はまだ接着せず別々に塗装し、最後に接着することにしました。



 キットのデカールは原型初飛行時のものになっていますが、私は以前から好きだったブラニフインターナショナルのカラフルな塗装にしたくて別売りデカールを使用いたしました。
胴体の塗装が機体によって色々あるのですが私はオレンジをチョイスしました。この後ジャンボにもこれらのカラーは受け継がれたようです。



 さすがに旅客機はいつもの筆塗りで仕上げる自信はないので今回は缶スプレーを使用しました。キットのモールド色は白ですので垂直尾翼と水平尾翼をマスキングしてタミヤのピュアーオレンジを胴体に吹き付けました。主翼・水平尾翼は前後縁はシルバーですが大部分はホワイトです。胴体下部も一部シルバーとなっております。シルバーだけは筆塗りといたしました。



 デカールは窓とドアの部分はキットの物を使用いたしました。客室窓はそのまま貼ると20センチ以上の長さになるのできれいに貼れる自信がなく3〜4個に分割してはりました。
同じくブラニフインターナショナルの文字部分もブラニフとインターナショナルで分割して貼りました。



 最後に塗装して組み上げてあった脚関係を接着して主翼を胴体に接着したらこれにて完成です。



 なんとか形にはできましたがやはり私は旅客機や車などきれいに塗装仕上げをするのが苦手なのだなと再認識いたしました。汚れた機体じゃないとごまかせないですからね。ではまた。




  Home>ボーイング707(アトランティス 1/139)> 飛行機プラモデル製作>2024年1月号
Vol.185 2024 January.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」
 

プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE