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　　BMW R75/5 (ハセガワ 1/10)

　 by アールツーMt.

　ドイツ製のバイクと言ったらＢＭＷでしょうか。
車体の両側にシリンダヘッドが飛び出した水平対向二気筒エンジンは強烈な個性を主張しています。
フルカウルのＲ１００ＲＳの印象が強かったのですが、模型屋さんの店頭で緑地の背景に輝く当キットの箱絵を見たときかっこ良さに製作意欲が沸き立ち購入に至りました。

組立

　１／１０のバイクモデルは初めてで、１／１２と比べ、｢２｣しか差がなくほとんど変わらないと思っていたのですが、予想に反して部品一つ一つが大きく、組立がし易かったです。

。また、メッキ部品もピカピカのクロームメッキ仕上げとアルミ風のややくすんだ仕上げと２種類あり、見た目の雰囲気を盛り上げます。

ただし、いろんなサイトのレビューにも記載があるかと思いますが、年月を経た金型のようで左右の金型のずれやバリが多く、その点は幾分難儀しました。アルミ部分のバリ削り後はフラットアルミでタッチアップし、クロームメッキ部はミラーフィニッシュで覆いました。

　また、ハンドルバーとグリップ・レバーは一体成形となっており、このまま取り付けるとレバーが空を向いてしまうのでいったんグリップ部を切り離し、内部にピンバイスで穴を開けて針金を差し込みレバー角度を水平以下になるよう修正しました。

さらに組立が進むにつれ困った点として、タンクやシート、エンジンガードはフレームとの接触部に具体的な位置決めポイントがなく、キットのままですは、ぽんと置くだけ、どうやって固定しましょう、という状態でした。
タンクとシートは内側に位置決め用のプラ板を加工してフレームにはまりこむように追加しました。

エンジンガードはフレームとの交差部近くに穴を開けて針金を差し込み針金を曲げてフレームに固定しました。

デカールの最難関はタンク側面と前後フェンダー周囲をぐるりと取り囲む白のストライプです。これを目立たなくするためにもボデー色をシルバーにしようかとも思ったのですがクロームメッキとの対比で引き立つのはやはり黒かと思い思い切って挑戦したところ、デカールの素材もよかったのか意外にうまくできました。

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