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特集 ドイツ機

  Me109E (ハセガワ 1/72 A9:旧キット)

  by ST170

特集1「ドイツ機」ということで
恥ずかしながらドメジャーなメッサーシュミット。


2回目の投稿も思い出のキットです。
ハセガワ旧キット、ん十年ぶりの再戦です。

確か少年時代に兄がMe109G、
自分がMe109Eを買ってもらったんだっけ。


当時は無骨なEよりも丸みのあるGのほうが
格好良くてちょっと羨ましかった。

今度こそちゃんと完成させてあげないと。

旧キットは当然絶版なので中古品。
中身確認。ダークグリーンと綺麗な凹モールド。

懐かしいな。

水平尾翼の支柱が片方折れていたので要自作。

版権の関係で?発禁レベルのネズミさん(笑)

(デカール)
天日干しで黄ばみは薄れたけれど
デカールはほぼ期待出来ない、だろうなぁ。


試しに計器盤、

あぁ、やっぱり崩壊・・

ダメ元でアクリルクリアをペタペタ塗ってみた。

試しに別のキットに貼り付けてみたら
なんとか崩壊せずに貼れました。

ということで当時のデカールを使って

こちらのガーランド仕様「黄色16」を。


下面のライトブルーがベースなので白サフ吹いて仮組。

(仮組)
素組みだと士の字まではあっという間。


今回はサフとコート以外、オール筆塗りに挑戦デス。
当時物なので当時の資料に従っていきます。

とは言っても、塗装説明自体が??
胴体背面ダークグリーン単色は変なのでスプリンター迷彩化。

(設計図)
クレオス(水性)のダークグリーン+ブラックグリーンは
茶系が強くて箱絵のイメージじゃなかった。

手持ちのカラーで合いそうだったのは
タミヤアクリルカラーのNATOグリーン+濃緑色。

(迷彩のみ)
スプリンター迷彩まででも完成品になりそうですが
もうひと手間かけてモットリングを追加。

箱絵ではベース色がほぼ見えないので濃いめにペタペタ。
なかなか適切なやめ時が分からない。
”モット”練習すべきでしたね。

(モットリング後)
とりあえず、箱絵と比べてこんなもんで妥協。
代替カラーでもかなり近似色に見えます。


さて件のデカールです。
テストでは上手く行ったのですが、、

甘い考えと淡い期待は
デカールとともに脆くも崩れ去りました・・

部分崩壊、特に黒部分が脆くて
超繊細なパズルをするはめに。

悲しいかな眼がついてきません。
何度も挫折しそうになりました。

とりあえず目立たない程度でトップコートしました。

細かいパーツを取り付けてウェザリングなど。
チッピングは最小限。ドイツ機ってあまり塗装ハゲが無い。

キットそのものは合わせもなかなか優秀で
素組なら機首以外はあまり手がかかりません。
でも塗装とデカールで手間の半分以上費やしました。


筆塗りも難しいなりになかなか楽しい。

手のひらサイズのキットなので拡大すれば
結構アラも見えますが、まぁ雰囲気は出せたかな?と。

形になってホッと一息です ε-(´∀`*)ホッ


ただ、検索してもこの塗装の写真はおろか作例すら無い。
かろうじて古いMATCHBOXの1/32でヒットするのみ。
史実ではガーランドの愛機ではないのかな?

その辺も旧キット”Me”109Eらしくて良しとしました。
記憶に刷り込まれているもので。


こう見れば無骨なE型もいいもんです。
尾翼が小さいとか似てないとか言われていたようですが
これしか知らないので全く違和感アリません。
(109Eのリニューアルキットも出ていたようですね。
しかし、いつ頃から”Me”じゃなくなったんでしょう?)


今回は思った以上に難産でした。
デカール劣化は避けられないとは言え
社外品は高いし、なにかいい方法が無いものか・・

制作自体はブログやYoutube先生に教えを請いつつ
リターンから何機か作って徐々にコツが掴めてきた感じです。

お付き合いいただきありがとうございました。


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