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温故知新シリーズ 第74弾
Ki-43 隼Ⅰ型(レベル 1/72)
by ヒサマロ
どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズはレベルファイターシリーズから隼Ⅰ型を取り上げさせていただきます。1965年に発売され、日本でもグンゼレベルから100円という手軽な値段でどこでも入手できました。このスケールではLSとこのレベルぐらいしかまともなキットが存在しませんでした。
この時代のキットですのでいつも通りそのままサクッとお気楽に作りました。ただ2つだけ手を入れたのがⅠ型の特徴である望遠照準器と環状冷却器が省略されていたのでここは追加いたしました。
まずは胴体内側コクピット部分にあたるところを黒く塗って左右を貼り合わせします。コクピットにはシートとパイロットのみですので適当に塗って下翼内側に接着します。床板がないためキャノピーから脚引き込口まで筒抜けになるのでプラ板で塞いでおきます。
左右の上翼を下翼に接着したら胴体に接着しますが、隙間が生じるのでパテ埋めして整形しておきます。
エンジンは前半と後半に分割されていますが先程述べたように環状冷却器がないのでハセガワのキットにⅡ型前期用パーツとしてあるのをいただきました。そのままではうまくハマりませんのでエンジン前半部分の出っ張っているところをカットし、後半部分を大幅に削って長さが合うように整形しました。これを胴体に取り付けカウリングを接着します。
左右の水平尾翼も取り付けます。風防部分に伸ばしランナーで照準器を作り接着します。キャノピーを接着したら全体塗装に入ります。
今回は11戦隊のマーキングにしたかったのでニュージーランドにて復元された隼Ⅰ型を参考にダークグリーンとブラウンの迷彩にしました。いつものようにミスターカラーを使用して筆塗りで仕上げました。下面は明灰緑色を塗り上面は濃緑色を塗った後にウッドブラウンを面相筆で境界線を描き、中を塗りつぶしていきました。ホワイトで胴体のストライプと主翼の味方識別の下塗りを施します。乾燥後に味方識別の黄色を塗ってアンチグレアの黒を塗ったら終了です。
プロペラはダークブラウンで塗り黄色を先端部と根本部分に塗ってエンジンにはめ込みます。主脚はこの当時のレベルキットの特徴でもあるタイヤとホイールが別々になっているパターですので塗りやすくて便利でした。
これらとアンテナを接着したらデカールを貼って完成です。
アメリカ人から見た隼なのでだいぶ胴体はボリュームがありますね。今回作ってみて中学時代の拙い作品を思い出して懐かしさが込み上げてきました。最後に同じレベルの疾風やファインモールドの隼と記念写真を撮影。ではまた。
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