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フルスクラッチビルド & ソリッドモデルの製作

マッキM.5(1/32フルスクラッチ紙模型)

  by TOSHI

 WW1のイタリア戦闘飛行艇「マッキM.5」の1/32模型を厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。
今年の個人的なテーマである「水上機、飛行艇」の第一作目です。
紅の豚のエンディング前の印象的な回想シーンにでてくる機体です。
元は鹵獲したオーストリア・ハンガリー帝国の「ローナーL型」をコピーした飛行艇の製造を経て、マッキ社は終戦までにM3からM14までの開発、製造を行っています。本M.5型機は250機ほどが製造され、尾翼や補助フロートの形状にはいくつかバリエーションがあるようです。




張線によって実機同様に全体の剛性がアップします。胴体は270gsmのコピー用紙を2枚積層しています。ボンド層のおかげで固くなり、滑らかな表面になります。


制作過程の一部です。上翼を載せる前に簡単なジグを使って中央支柱(エンジン搭載)を立てています。
翼には内部にリブを仕込んで表面の中厚紙(160gsm)にリブの浮き出しが表現できました。


エンジンはカバー付きでほとんど見えなくなりますので見える範囲を再現しています。
拡大すると粗が目立ちますが、30cm離れればそれなりに見えます。











プロペラと干渉するために胴体の背面がへこんでいるのが面白いですね。
最高速度189km/hと当時としては優れたもので、主に船団の護衛に使われました。


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