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特集 自衛隊機、民間機

F86Fセイバー(エアフィックス 1/48)

by  田口博通 Hiromichi Taguchi



 エアフィックスの48 セイバーです。
キットは旧航空情報編集部さんからニューキットレビュー用にいただいていたものです。掲載のタイミンを見計らっているうちに航空情報が休刊となり、宙に浮いてしまっておりましたので、航空自衛隊特集のこの機会に紹介させていただくことにいたしました。
このAF48セイバーは機銃ベイが開き、主翼スラットも上げ下げ選択可能という意欲作ですが、完成した機体を実機写真と見比べると 少しふくよかなセイバーという印象で、あご下のタルミも目につきます。キャノピー上端も少しトガリすぎ?なのかもしれません。



下は箱絵で、ロイヤルノルウエー空軍と航空自衛隊第1飛行隊のデカールが付属です。

箱絵

組み立て

 コクピットはインテークダクトの上に乗る構成です。
AFらしいちょっと甘めのモールドです。



 インテークダクト、ジェットパイプを組み込んで左右胴体を接着します。ジェットパイプの位置が決まりにくいので、2mmプラ棒を追加して支えるとよいでしょう。



主翼は6-3翼と 翼延長-40の対応のため、翼端差し替え式になっているので、段差がつかないように注意して接着します。



スジボリが若干甘く、精密感に少し欠けるので、全体をペーパーで軽く一皮むき、めだつヒケと各部の隙間をパテで埋め、丁寧に表面を整形していきます。



塗装
 機体のシルバーですが、航空自衛隊の実機はジュラルミン無塗装でなく、全面にアルミ塗装がされているので、光過ぎないMrカラーのプレビアスシルバーを使い、シルバーを混合したクリアをその上にかけています。デカールは鮮明な印刷の良好なものでした。
 スラットは下げ、機銃扉ははずして機銃が見えるようにし、スピードブレーキはオープン状態としました。脚関係も簡単な構成ですが良くできている部類と感じました。






 


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