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特集 1/48 AFV

 Ⅲ号突撃砲B型(タミヤ 1/48)

by 平針みなみ HIRABARI Minami



 このキット、タミヤのホームページを見ると2004年12月発売ということですので、もう20年になるのですね。ということで、シャーシはダイキャスト製になっています。
 今回作ったのはキットの箱絵にもなっている、第203突撃砲大隊33号車(1941年夏 東部戦線)で、車体は標準的なRAL7021ドゥンケルグラウの単色塗装。
 手元の資料をもとに少し付加工作をしました。
左右フェンダー前部にライトガードがあるので、エッチングパーツの余白の細切りを使って作成。
機関室後部を囲むように簡易な荷物ラックを増設しているので、上質紙を細く切って作成。この最後部に予備履帯を積んでいるので他キットの履帯15枚分を流用。具体的には、タミヤ 1/48 ドイツ Ⅲ号戦車L型のもの。これは、Ⅲ突B型をC/D型に改造する際、その誘導輪が必要になるので、このキットをパーツ取りに使用。この予備履帯の前には、中央に木箱、左右に予備転輪が載せてあります。予備転輪の方は、やはりⅢ号戦車L型のパーツを使用。木箱は適当なものが見つからなかったので、サイズ的に近そうなイタレリ 1/35 M-113A1のパーツを使用。右側の予備転輪の上にはジェリカンが載っているので、タミヤ 1/48 ジェリカンセットのものを使いました。左フェンダーの最後部にも予備転輪を載せ、右フェンダーの最後部には予備履帯3枚を載せています。



 車体前面の牽引ホールドのピンのパーツがなかったので、真鍮線で作成。
戦闘室側面吊上げフックは真鍮線に置き換えましたが、もっと太い径のものの方がよさそうです。
キットにはエンジン吸気口のグリルはとくに用意されていませんでしたので、エッチングの汎用メッシュを切って貼り付けてあります。
車体後面上部の発煙装置は、念のためプラ板で裏面に蓋をしました。



  塗装は、Mr.カラー カラーモジュレーションセット ジャーマングレーからGGシャドーとGGハイライト1を使用しました。
なお、大隊マークの“象のシルエット”が前後左右4箇所に描かれていますが、車体後面上部の発煙装置装甲カバーに描かれているマークはステンシル風の絵柄になっているという資料がありましたが、とくにデカールに手は加えていません。







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