マッキM.33（1/32フルスクラッチ紙模型）

　　by TOSHI

　2月号の「マッキM.5」に引き続きマッキの飛行艇を投稿させていただきます。
紅の豚のポルコの乗機「サボイアS.21試作戦闘飛行艇FJ-1」の元ネタになった機体です。
1925年のシュナイダー杯のためにマッキ社が開発した単葉形式の飛行艇です。機体の不調もありレースはカーチスR3C-2の圧勝でした。

270gsmのコピー用紙を3枚積層し約1mm厚にして胴体の基部を作っています。

外板を貼り付けて胴体の概形ができました。曲面を綺麗に仕上げるのは難しいです。プラ板での工作のほうが曲面の整形には向いていますね。

エンジンナセルも同様に作っていきます。

拡大すると粗が見えますが30cm離れればそれなりです。

レーサー機らしいスマートな外観ですね。
507馬力のエンジンで最高速度320km/hを記録しました。

　今年のテーマである「水上機、飛行艇」もこれで3機完成しました。
次は紅の豚に登場する「サボイアS.21」と「カーチスR3C-2」です。
カーチス機は劇中の戦闘機型ではなくシュナイダー杯に参戦したオリジナル版を予定しています。

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