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ヘンシェル Hs129B-2 (ハセガワ 1/48)
by 老人とプラモ
1937年のドイツ航空省の試作提示で敵の装甲車輛の破壊を目的とする、但し大出力エンジンは戦闘機・爆撃機に回されるので小出力のエンジンを2基使う。こんな条件のもとでは最初から素直なヒコーキができるはずはありません。
装甲車輛を撃ち抜くための大口径砲は当然重い、かつ装甲車両と撃ち合うので防御装甲が必要です。同時にヒコーキとしては重量軽減が必須。そこで装甲部分を最小にするため極小の操縦席(照準器を外付け、エンジン関係の計器類はナセル横に装備)が考案され、結果として出来上がったのは700馬力×2のエンジンで、最小容積の操縦席でありながら重量5t以上という鈍重なヒコーキとなりました。
1943年には当初の20㎜機関砲では威力不足が明らかになり30㎜のMK 101機関砲(約180kg)を胴体下部に追加してB-2型となりました。ツィタデレ作戦では相応の戦果を挙げたそうですが この手の機体は友軍が制空権を失うと組織的な活躍はできません。
操縦席窓の横には水平線に合わせて機体の降下角度の目印になる白線のデカールがあります。照準器を風防の前に出しています。風防形状をひと工夫すれば照準器は内装にできたような気もします。
エンジンナセル付け根、排気管の下にあるのがエンジン関係の諸計器。悪天候の時などは風防越しには見えにくかったでしょう。
獰猛なサメのような機首。プロペラは左右のエンジンで逆回転、スピナーの渦巻は自分としては奇跡的に手描きが成功しました。胴体下のドームから突き出たMK 101機関砲は銃身がリング状の部材に支持されているように見えます。
狙われた戦車からは このように見えたでしょう。7.92㎜×2、20㎜×2、30㎜の火器で睨まれます。MK 101の徹甲弾(携行弾数30発)は300mの距離で75㎜の装甲板を貫通するので当たれば最後です。一方、Hs129の操縦者は、重いヒコーキを低空で照準の修正をしながら飛ばすので 相当な熟練を要したと思われます。
両翼に描かれた斜めの白線は編隊で突撃する際の目印でしょうか?
なお、パイロットはタミヤの1/48から少し改造して乗っていただきました。
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