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(Photo) Fairey Gannet
by コルディッツ
博物館実機写真
フェアリー・ガネットはイギリス海軍航空隊の艦上対潜哨戒機として開発され、1949年に初飛行し、翌年に空母イラストリアスで着艦試験を行ないました。乗員を操縦士1名、観測員1名の複座から、観測員を1名増員した3座に変更されて、1953年から生産を開始し、対潜哨戒機型AS.1が183機、その練習機型T.2が37機(+AS.1からの改造1機)、AS.4が74機(+AS.1からの改造1機)、 その練習機型T.5が8機(+T.2からの改造3機)が生産されました。
1958年には早期警戒機型のAEW.3が初飛行し、44機生産されているので、試作型TyprQの3機を加えると合計349機が生産されています。(生産機数については資料により違いが出ています)
イギリス海軍の他に西ドイツ、オーストラリア、インドネシア
に輸出され、海軍航空隊で運用されました。
※ 本稿は博物館の標示、「世界の軍用機図鑑」(コスミック
出版)、Wikipediaを参照しました。
Fairey Gannet ECM.6 XG797
帝国戦争博物館ダックスフォードにて 上 2008年7月撮影
ECM.6は電子妨害機で、AS.4から9機が改造されています。
Z字型の折り畳み翼には惹かれます。 下 2013年7月撮影
Fairey Gannet AEW.3 XA503
艦隊航空博物館(ヨービルトン)にて 2004年1月撮影
早期警戒機の巨大なレドームに仰天しました。2016年の再訪時には、何故か展示が見当たらず、残念でした。
Fairey Gannet COD.4 XA466
艦隊航空博物館(ヨービルトン)にて 2016年4月撮影
COD.4は艦上輸送機で、AS.4から6機が改造されています。
Fairey Gannet AS.4 UA-112
技術博物館(シュパイアー)にて 2020年2月撮影
西ドイツ海軍はガネットAS.4 対潜哨戒機型15機、その練習機型
T.5を1機、1958年から導入し、1966年まで運用しました。
Fairey Gannet AS.4 UA-110
ドイツ空軍博物館物館(ガトウ)にて 2022年5月撮影
エンジンはアームストロング・シドレー社開発のダブルマンバ・
ターボプロップで、2,950hp(後に3,145hp)を出力します。
ダブルマンバはマンバエンジンを2基結合させ、機首左右に
並列で配置され、各々が二重反転プロペラの片方を駆動します。
そのため片方のエンジンを停止して、二重反転プロペラの片方
を止めても、プロペラは同軸上にあるため、飛行に支障は出ない
仕組みになっています。
Fairey Gannet AS.1 XG789 2023年9月撮影
オーストラリア国産機博物館物館(モーラビアン)にて
オーストラリアは36機のAS.1を購入し、海軍航空隊が運用しま
した。展示機は空母メルボルンに搭載された機体です。
上:前輪 下:右主脚
着艦フック
機首。ガネットは「世界でもっとも醜い航空機」と評される事
がありますが、機首を見ていると、適切な表現に思えました。
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