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> LAMBORGHINI’s SUPER CARS (AOSHIMA 1/32 EASY MODEL)>特集 イタリア>2024年8月号
LAMBORGHINI’s SUPER CARS
(AOSHIMA 1/32 EASY MODEL)
by
五六式(TYPE-56)
イタリア特集ということでアオシマから発売されている楽プラの中からランボルギーニのスーパーカー3種を作りました。
<実車について>
・カウンタックLP 400
ランボルギーニがミウラに代わるモデルとして開発したスーパーカー。12気塔3900ccエンジンを搭載し,最高速度は,300km/hと言われる。
印象的なウェッジシェイプのボディデザインは,ベルトーネ在籍時のマルチェロ・ガンディーニによるものであるが,実は,ボディ後方のエアスクープの空気抵抗などにより空力的な問題を抱えていた。(ミウラの高速域での不安定さなどの問題点のいくつかは改善されている・)
英語では,クーンターシュ,地元ピエモンテ地方では,クンタッチと発音するが,その意味は,「びっくり!」とか,「すげぇ!」とか,「もんげ~!」とかになる。
・カウンタックLPI 800-4
カウンタックのデビュー50周年記念モデルとして2017年ジュネーブショーで発表された限定モデル(価格は200万ユーロ!)。6498cc12気筒エンジンとハイブリッドシステムの組み合わせで814psを発揮し,駆動方式は4WDとなっている。
・アヴェンタドール S
ミウラ、カウンタックと続くランボルギーニの主力モデルで,2011年から2021年まで生産された。6498cc12気筒エンジンは、700psを発揮し,最高速度は,公証350km/hに達する。4WDシステムは,電子制御され,公道走行,スポーツ走行,サーキット走行それぞれに向いた3つのモードを選択できる。
純ガソリンエンジンを搭載する主力車は,本モデルで最後となり,後継モデルのレヴェルトは,ハイブリッド車である。
<キットについて>
アオシマが提唱する,誰でも塗装なし,接着なしで完成させることができる簡単プラモデルのシリーズです。2017年にリリースされたスズキ ハスラーを第1弾として現在までに20種以上のカーモデルが発売されています。
他ジャンルのプラモを作っているモデラーなら,
ボディの塗装でなかなか思ったように発色してくれない
窓の塗り分けが面倒
メーターのデカールが貼りにくい,
最後にドアミラーを取りつけようとしたら位置が決まらない
などの点で悩むことが多いでしょう。しかし,このシリーズでは,これらがほぼ全て解決されていて,まさに”楽プラ”です。
<製作>
今回のテーマは,ボディ塗装をしないこと。その代わり、付属のシールでカバーしていないところを塗り分けたり,シールを貼るところを一部,塗装に置き換えたりています。
・LP 400
箱絵によると,内装色はベージュ系らしいのでそのように塗装しました。シートとドアの間に目立つ隙間があったのでプラ板で塞ぎました。
ボディ下半分は最後に差し込むようになっていますが,スナップフィットの悲しさ,だんだん部品のつなぎ目が開いてくるので流し込み接着剤で接着しました。慎重にやらないと製作の最終段階で車体の表面を荒らしてしまい,それまでの苦労が水泡に帰すことになるのでドキドキしました。
ボディの組み付けや,ややこしい形状のワイパーのマスキング。ホイールの塗装など3つのキットのうち一番手間がかかっていますが,組み上がっていく過程が一番面白かったのは,このキットでした。
・LPI 800-4
窓枠やガラスのシールの塗り分けは,シールを貼ることで表現するようになっていますが,このシールの余白をマスキングとして利用しました。シールの糊が強力なので直接透明部品に貼るのはNGです。一旦,マスキングテープやマスキングシートにシールの余白を貼ってそれを切り抜いて使用します。ワイパーやウィンドウの裏表で塗り分けが違う部分は,飛行機モデルのキャノピー枠の塗装の要領でマスクしました。
一番組み易かったのは,このキット。最初に完成しました。スリットが多く,それらを塗装で仕上げるのはかなり面倒です。
・アヴェンタドール S
付属のシールでカバーしていないところを塗り分けたり,シールを貼るところを一部,塗装に置き換えたりしました。無塗装でつるつるしているボディ部品なのでアクリル系で塗れば,多少はみ出ても爪楊枝でこすってやれば簡単にリカバーできます。排気口は,シールで黒くするようになっていますが,シールが小さくて貼りにくく,難儀しました。しかし,シールにこだわらずに排気口を名前ペンでぐりぐりしてやると,あっけなく作業が終了してしまいました。
LP400とLPI800の天井のスリットの墨入れも,アクリルのつや消し黒でざっと塗った後,半乾きになったら溶剤を含ませた綿棒で余分な塗料を落とすと,あっという間に作業終了します。無塗装なので,ボディの色がアクリル溶剤の影響を受けることはありません。
部品⑥は,給油口と一体になっています。五六式は,給油口を何とはなしに切り離してしまい,それをいつの間にかなくしてしまったので部品請求するはめになりました・・・組み立て説明図はよく読みましょう。
<完成>
全くの偶然ですが,イタリアの三色旗っぽい配色になりました。LP400がもっと赤かったら完璧なのですが,贅沢は言いますまい。
・カウンタックLP 400
旧車のイベントで実車を見たのですが,コンソール・・・だだの箱じゃん。結構作りが粗いと感じました。
"サーキットの何たら"で,ハマの黒某のマシンとして登場し,何度もクラッシュしています。彼曰く,
「フフフ・・・・自信過じょうがまずかったぜ」(漢字が書けない子)
「いいマシンにのるより腕をみがくことのほうが先か・・・・」(同上)
ハマの黒某が,クラッシュのたびにカウンタックを買い換えたのか,それとも,修理したのかは不明です・・・涙・・・。
カウンタックには,空力的な問題点(後部が浮き上がる。リアウィングをつけると抑えられるが,今度は,前部のダウンフォースが不足する。)があり,運転が難しいらしいです。「バトルするなら車選びから考え直したら?」と彼に助言する漢はいなかったのでしょうか?
・カウンタックLPI 800-4
LP 400よりかなりグラマラスな印象。基本的な意匠は,LP400のそれを踏襲しているものの,50年後の未来のデザインという印象です。
当然,オリジナルのカウンタックLP 400の空力的な問題も解決済みと思われます。
リアウィンドウからエンジンを覗くことができます。でも,後方視界は滅茶苦茶悪そうです。
今どきの車なので,バックモニターがついているのでしょう。
・アヴェンタドール S
今回の3車種のうちで,これが一番普通に見えてしまいます。・・・最高速度350km/hの怪物ですが・・・。
相も変わらず,後方視界が悪そうです。でも,キックルーバーが格好いい・・・。
カウンタックLP400をデザインした故マルチェロ・ガンディーニ氏の普段使いの自動車は,ワゴンR(2代目)だったそうです。
確かに,実用性なら最強クラス。対して,ランボルギーニに乗って食料品の買い出しに行くのは結構辛いと思います。
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