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(Photo) F-104 落ち穂拾い
by コルディッツ
博物館実機写真
1954年に初飛行したロッキードF-104は、自国のアメリカではあまり活躍できませんでしたが、多数の西側諸国で運用されて、西側を代表する戦闘機となり2004年まで現役を継続しました。
F-104は航空自衛隊で使用されたことで、我が国での人気は高く、「04」の愛称で呼ばれ、ヒコーキファンで知らない者はモグリという状況かと思います。私も04ファンの一人として、 F-104の素人撮影することは多いのですが、プロの写真家さんも含めて、多くの方々が04を撮影し、かつ公表しているので、
苦手意識があります。またF-104は「鉛筆」と比喩される程、細長い機体ですから、引きの撮影ばかりで、面白みに欠ける写真が意外に多く、また小ネタ過ぎて1篇のストーリーに成れない等の理由で、お蔵入りしていた写真ですが、特集に便乗して「落ち穂拾い」的にご紹介させて頂きます。
Lockheed F-104 G 22+01 (as26+63)
技術博物館(シュパイア-)にて 2020年2月撮影
西ドイツ海軍航空隊が運用したF-104G ですが、世界でF-104
を海軍に配備したのは西ドイツだけではないでしょうか。北海
及びバルト海における対艦攻撃を任務とし、コルモラン空対艦
ミサイル2発を装備していました。
展示の青-白-赤の特別塗装は、所属の第2海軍航空団(MFG2)
「Viking」が1986年8月に合衆国とカナダを回る北米ツアー時
に施したものです。展示機の元は西ドイツ空軍所属の22+01
ですが、海軍の特別塗装を纏い、26+63にしています。
Lockheed F-104 G D-8022
国立軍事博物館(スーステルベルグ)にて 2015年7月撮影
本博物館にはネーデルランド空軍の使用したF-104G が2機
ありますが、両機とも奇妙な展示をしていました。1機は館内
で背面飛行し、1機はレストア中で隣の飛行場に置かれていま
した。最近の情報ではレストアは終了し、ポールの上に鎮座
している様子です。ゲートガードになったのでしょうか?
「奇妙な展示」という小ネタでした。
Lockheed F-104 G D-8245
Lockheed F-104 G 25+66 ?
技術博物館(シュパイア-)にて 2020年2月撮影
外部の艤装を外し、スケルトンにしている訳ですが、野外展示で、しかも放置されているような雰囲気でした。実戦で補給難から部品の共食いを始めたら、こんな感じかと思う程でした。
Lockheed F-104 G 4413/62-121345
空軍航空教育展示館(岡山、高雄)にて 2018年12月撮影
スケルトン流れですが、こちらは館内展示で、左側面は一部
しか艤装は剥がされていないようで、教育目的とした展示と
理解できました。スケルトン機にお目にかかることは意外に
少ない印象です。
Canadair CF-104 62-733/8-733
軍事博物館(イスタンブール)にて 2019年3月撮影
上の写真は再掲です。CF-104はカナディア社がライセンス
生産した機体で、F-104G に相当します。この写真だけでは
分かりませんが、胴体直下に廻って見ると、下の写真の通り
です。思わず伐採をして欲しいと願ってしまいました…
Mitsubishi F-104 J 46-8608 2017年7月撮影
村立聖博物館(麻績村 おみむら、長野県)にて
三菱がライセンス生産したF-104Jが展示されています。
聖博物館の最寄り駅はJR東日本篠ノ井線の聖高原駅です
が、駅からもかなり距離があるので、レンタカーの利用が
適切かと。我が国で一番「04」に拝観しづらい博物館かと
思いますが、他にも村立ながらF-86F、F-86D、T-34、戦艦
陸奥の41cm主砲身などを展示していますので、お勧めです。
聖高原駅から長野方向に2駅進むと、鉄道ファンなら知ら
ない者はいない姥捨駅。併せての観光は如何でしょうか?
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