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誌上個展

百式重爆 一型 (ハセガワ 1/72)

  by 老人とプラモ

 本機は 名機の評判の高い九七重爆が採用された翌年の1938年に、味方の護衛なしで敵戦闘機の迎撃を突破できる、高速で重武装の爆撃機の実現を目指して開発が始まりました。が、一型も二型も要求された最高速度500km/hを実現できず、実戦では防御火力で敵機を寄せ付けない状況からは程遠かったようです。

 このキットの一型は浜松飛行学校のデカールが入っていました。説明書の機体色、旧陸軍の全面銀色ではあまりに地味なので(勝手に)二型風の緑線迷彩にしました。外征機の白帯も部隊記号も無いので甚だ間抜けな感じですが百式重爆のシルエットはこの方が判りやすいと思います。


 百式重爆のことを調べてみるとすぐに驚くのが、内翼幅が外翼幅より大きい事。当初の燃料搭載量の見積もりでは航続距離の要求を満たせないことが判り、燃料タンク増積のための苦肉の策であったそうです。これを考案した糸川技師は さすが頭いい~ と思いますが翼形断面の繋ぎはどうやったのか気になります。揚力のロスも起こるそうです。


重武装の根拠とした後上方の20㎜機関砲と尾部銃座の7.7mm機銃。20㎜は重くて振り回すのが大変、7.7mmは豆鉄砲で威力が小で結局は重武装は成らず。




 爆弾搭載量からは軽爆ではないかと思いますが、機体をわずかに上下振動させながらタキシングする実写映像をみると たしかに重そうで「重爆」という印象を受けます。でも1tの爆弾を落とすために乗員8人が必要というのは陸軍の新機種企画者は勉強不足であったと思います。





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