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 マクドネルダグラス F4J ファントムⅡ(ハセガワ1/48)

by 小山新一


(実機について)
 マクドネルダグラス社が、F3H デモンの後継機として開発したアメリカ海軍向けの艦上ジェット戦闘機であったが、その高性能によってアメリカ空軍も主力戦闘機として採用。その後自由陣営各国も輸入、あるいはライセンス生産により導入、ベスト・セラーとなった。F3H デモンの試行錯誤の経験を乗り越えた設計陣の努力が、本機で実を結んだといっていい。



(キットについて )
 ソリッドでF3H-2デモンを作ったとき、サイド・ワインダーが欲しくて、本キットを引っ張り出した。正確な初出は不明だが、今回の制作資料に使った「モデルアート増刊 F4ファントムⅡ 海軍/海兵隊機」の裏表紙に、本キットの新発売を告げるハセガワの広告が載っていた。この増刊「昭和57年(1982年)発行」とあるから、この年が初出だとすれば43年を経ているわけだ。ちなみに価格が1800円とある。


 兄貴分のF3と並べるために、作ることにした。先々月にフジミのF4を作り、ツーショットを撮ってはいるが、フジミのF4は1/50でE型、塗装も地味なベトナム迷彩なので不満であった。ここはF3同様上面ガルグレイ、下面ホワイトの海軍塗装に、派手なマーキングでいきたいと思ったのだ。
 昨今F4のキットは世代交代が進行中のようで、1/48でタミヤがF4B、1/72でファインモールドがF4E、F4EJの新キットを販売している。ディテールや表面仕上げなど、これまでの水準を越える出来ばえだが、その高価格にも驚かされる。
    タミヤ F4B        ・・・・7600円
    ファインモールド F4E、F4EJ・・・・3900円
 諸物価の高騰ゆえやむを得ぬところなのだろうが、小中学生がこづかいで気軽に買える対象ではなくなってしまった。

40数年前のボックス (ハセガワ 1/48)


「モデルアート増刊(1982年刊) F4ファントムⅡ 海軍/海兵隊機」


  さて、ハセガワのベテラン・キットだが、ボリューム感、細部の再現度など今なお一級品だ。機体表面のスジボリが凸線なのは時代を感じさせるが、パーツの合いは良好で組立て易い。
 コクピット内の組立て、塗装からスタートし、デカールのテストをしてみる。熱めのお湯にかなり長い時間浸すも、まったくスライドしない。諦めて次の手段に移る。自作デカールのテクなしの身として、ハセガワ本社にメールしたのである。古いキットなので、最近のキットのようなパーツ請求券もない。そうした場合は、ボックスとインストの表紙の写真を添付のこと、と返信がきたのでその通りにし2便を送る。その返信
「このボックスのデカールは在庫がありません。現在販売中の同じ製品の添付デカールでよければお分けします」由であった。
 ハセガワのホーム・ページで確認すると、小池繫男さん描くところの、VF96の機体が描かれたボックス・アートが現れた。価格が3200円とのっていた。ハセガワのキットも値上がりしてはいたが、まだリーズナブルな価格といえた。ハセガワにデカールを注文、制作をすすめる。ちなみに、デカールは900円(送料はハセガワ持ち。口座間の振込手数料が若干かかった)。



 機体の塗装はすべて筆塗りで行なった。デモンのときのように、缶スプレーを使う手もあったが、マスキングがめんどくさくて、やめた。このため下面の白がいささか厚塗りになってしまった。


 3200円の現行F4Jのキットは「ワンピースキャノピー」との注がついているが、私の古いキットは開状態にも組める4分割のキャノピーであった。開にしたときのロッドもパーツ化されている。私は閉で組んだのだが、その合いの良さは特筆ものであった。隙間がまったく出ず、透明度も極めて高い。
 かくて完成後、F4J単体の写真を撮影し、最後に念願だったF3H-2とのツーショットを撮ったのである。

F3H-2 とのツーショット



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