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特集 メッサーシュミット 

Messerschmitt Me110 C (Crown 1/144)

by  コルディッツ

 私が50年前に購入したクラウン1/144のMe110のキットが出て来ました。1973年にクラウン、イッコー、ミツワモデルの3社が、共同企画した1/144エアープレーン・シリーズの1機です。
 3社で40種類程リリースしていますが、クラウン製キットが群を抜いてプラモデルとしての質が高く、クラウン製ばかり購入していた記憶があります。Me110もクラウン製なので購入した物ですが、その後に一時期プラモデルから離れたので、積みプラとなっていました。
※ クラウン関係の情報は「きっと懐かしキット!」を参照
しました。


   プロペラや主輪はお粗末なのは、仕方ないと思いますが、主翼や風防は50年以上前のキットにしては、よく出来ていました。


 組み立ててみると、主翼は胴体下部と左右の上部と外翼下部が一体になった、3パーツで構成されていて、これがピッタリと嵌まり、感銘を受けました。


シュパイアー技術博物館に展示のMe110Dの主翼と水平尾翼。2020年2月撮影。


 排気管パーツが4個あり、一つ一つに番号が振られ、細かい作りに驚嘆しましたが、組立説明図に排気管設置がないんです…
さらに排気管パーツは厚く、ナセル側に凹を作り、そこに排気管を埋める設計と思いますが、凹はなく、やむなくそのまま接着です。
主脚カバーも妙で、飛行姿勢用の物しかなく、同パーツには厚みがあるので、主脚扉を左右分割して、中のプラを削って薄くするのは手に余るので、主脚扉なしで組み立てました。
 製作途中でリリースしたのでしょうか?


その他にもDB601エンジンらしくない、エアスクープがない、風防枠が少ない、水平尾翼の位置決めのホゾとホゾ穴が一対しかなく、妙な角度が付きそうになったりしましたが、 基本的にパテ盛りの必要はなく、気楽に組み立てられました。
本機はエアープレーン・シリーズ中で、クラウン最後期のキットのようです。そのためか初期の製品よりパーツの合いが断然良く、50年前にもっと買っておけば良かったと思わすにはいられませんでした。


  Me110F。技術博物館(ベルリンにて)
 
キットのデカールは鉄十字が6個だけで、幸い5枚は無事に貼れました。右翼上部のデカールは一部を削ってしまったので、ストックのデカールを貼りました。
塗装図はZG76所属機なんですが、スワスチカやコードレター、シャークマウスのデカールがないのは残念です。現代の1/144機には必ず入ってるので、何か一工夫あっても良かったのではと思いました。


   それにしても半世紀前に、1/144で3社共同のシリーズを始めるとは、当時のプラモデル製作会社の意欲と企画力には脱帽です。残念ながら人気シリーズとはならず、3社共無くなりました。けれど今回、Me110製作をしてみて、クラウン社が現在でも通用しそうなキットをリリースしていたことに気付き、 胸が熱くなりました。そして積みプラをまた一体成仏できましたので、大満足です。
 
Me110G RAF博物館(ヘンドン)にて 
 2024年4月撮影。バトル・オブ・ブリテン館が無くなり、爆撃機館に異動しています。



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