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ロケット号 (3Dプリント Gゲージ)
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
サイエンス特集に合わせて 人類最初の商業蒸気機関車、偉大な発明として有名なロバート・スチーブンソンのロケット号を作りました。リバプールーマンチェスター間の鉄道開通に合わせ、商業運転に使われています。
実車は下の絵のように蒸気駆動車と、石炭車の組み合わせで構成されていますが、今回は駆動車のみ 3Dプリントで作ってみました。
大英科学博物館の動態復元車(オリジナルに近い) Wikipediaから引用
ロケット号では 細い金属管(煙管)内の蒸気を加熱するボイラー、蒸気シリンダーと駆動ロッドなど 後の蒸気機関車にあるものは全て、実装されています。
ロケット号のプラモデルはその昔、学研からメッキ部品を奢った1/26精密モデルがリリースされていまして、現在でも ヤフオクで1000円程度で入手できます。(
韓国ミニクラフト、アカデミーから発売中)
製作
約60年前の 模型と工作(技術出版株式会社 刊)別冊 1968年-2月号の「楽しい模型工作ハンドブック」をヤフオクでみつけ 懐かしさから10年くらい前に入手しておりました。
内容は小中学生向けのモーターを使った工作の本です。当時の工作好きな少年達は このような本で図面の読み方、材料加工の方法などを身に着けて行きました。1961年から続いた「模型と工作」は残念ながら1968年に休刊し、技術出版株式会社も廃業となっています
その中に ロケット号を作ろうというコイヌマケイイチ氏による工作記事が掲載されており、掲載部品図を基に ホオ板、バルサ板、ケント紙、モーターなどで動く模型を製作しようという内容です。著作権調査のため 国会図書館で調べたところコイヌマケイイチ氏は1940年生まれで この記事を書かれた時は28歳。残念ながら連絡はとれませんでしたが、ご存命ならば今年85歳になられているはずです。
このような詳細な部品図が掲載されています。
製作
今回の3Dプリントの方法ですが、基本的にはこの部品図からモデル化した部品1点1点を3Dプリンターで出力します。
ボイラーは細い木材と丸板を組み合わせて作るように指示されていますが、3Dプリンタでは一体で作りました。
また、ケント紙で作る指示の煙突も1体で作ってしまいます。
シリンダー架も 細い木材の組み合わせの指定ですが、3Dプリントでは一体で作ります。
主車輪は 円板を糸鋸で切り抜くよう指示されていますが、これも3Dプリンタでは一体で作ってしまいます。
指示にはありませんが、線路から落ちないようにフランジを追加しました。 補助車輪も同様です。
今回はウォームギアセットが入手できなかったので、モーターライズは省略しました。
シリンダーロッドと主車輪の可動部は、タミヤミニ4駆用の3mmロックナットで固定します。シリンダーロッドを可動させるとシリンダーからロッドが外れてしまったので、シリンダーとロッドをそれぞれを少し長くしてあります。
なるほど、こんなものができました。大きさは全長150mm,幅80mmで Oゲージを超え、Gゲージくらいです。
現時点ではグレー材料での無塗装ですので、ちょっとごついですが、塗装すれば どのような感じになるのでしょうか。また、楽しみです。
これにデイテールを追加していく方向も有りでしょうが、学研の精密プラモデルが既に存在しますので、その意味は薄いでしょう。
3月から 使い始めた3Dプリンタは 精密模型よりも、この大きさくらいの工作物に向いているようで、次回の候補を物色しております。
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