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> DOUGLAS A-4B SKYHAWK (AIRFIX 1/72)>特集 世界の名機コレクションシリーズ No.14 ダグラスA-4スカイホーク>2025年12月号
DOUGLAS A-4B SKYHAWK (AIRFIX 1/72)
by
五六式(TYPE-56)
世界の名機ということでエアフィックスのスカイホークを作りました。
<実機について>
1952年にエド・ハイネマンがアメリカ海軍に提案した,小型で安価な迎撃機の案をもとに,安価で核攻撃が可能な艦上攻撃機として完成した機体がA4D-1(後のA-4A)スカイホークである。
A-4Aは,500km周回コースの速度記録に挑戦し,F-86Hの記録を破るなど高性能を発揮したが(←そりゃ,もともと迎撃機だったわけだし),高速飛行時の方向舵の振動や航続力の不足,電子機器の能力不足,通常兵器の搭載量不足などの弱点をかかえていた。
これらの問題は,B型以降の改良で少しずつ解決され,最終生産型A-4M(エンジン出力は,A-4Aの1.5倍に向上している)に至るまで2960機が生産され,イスラエル,オーストラリア,ブラジルなど,多くの国でも主力機の1つとして採用された。
<キットについて>
1959年初版のA4D-1(A-4A)とは別物の,2012年初版の近代的なキットです。初版以降、デカール替えや対戦した機体との対決セットなどの形で何回か再版されています。
部品精度が高く,何の問題もなく組み上がります。しかし,組み立て説明図や塗装図には,不備や誤りがあるので注意が必要です。(五六式が作ったものは,初版なので,版を重ねるうちに修正されている可能性もあります。AIRFIXといえば,初版のライトニングの箱絵に水平尾翼が描かれていなかったけれど,現在では,修正されている,という事件がありましたね。)
<製作>
→
キットの塗装図の機体下面のパネルラインは,間違っています。ある程度飛行機のプラモを作っている人なら気付くと思うのですが,写真のラインが正解です。
実機の主翼の下面,左側だけにフェアリングがあるのですが,キットの塗装図では,右側にも描かれています。もちろん,間違いです。あせって,フェアリングを自作して追加したりしないように。
キット付属のデカールが行方不明になってしまったので,お金で解決・・・エクストラデカールを購入しました。・・・老い先短いのでご容赦を・・・。キット付属のデカールは,背部に妖しげなトカゲがペイントされているというものだったのでかえってよかったかもしれません。
この機体の場合,赤で囲んだ部分は,平らです。
A-4PやA-4Q(A-4B/Cのアルゼンチン空軍・海軍向けの改修型)を再現するため,機体背面に追加された電子機器を収納するフェアリングの部品が用意されています。キットには,この部品を取りつけるためのへこみがモールドされていまが,このへこみは,A-4Bを作るためには不要で,埋めてやらなければなりません。しかし,組み立て説明書には何の言及もありません。その結果,多くのユーザーが放置してしまうと思われます。五六式は,機体の上面色を塗装した後でこのことに気づき,修正に2日も費やしてしまいました。
同じく,機体背面に灯火のモールドがあるのですが,A-4Bは,装備していない機体(同一な機体でも,時期によって違うのかもしれません。)もあるので,残すか削るかを調べてやらなければなりません。五六式が選んだデカール(エクストラデカールの場合,ちゃんとリサーチしているようで,塗装図では,灯火の有無を描き分けていました。)の機体は,機体背面の灯火を装備していないので上記の作業の際に削り落としました。
主翼端の裏と表にある円いモールドは,翼端灯です。右は,クリアブルー,左は,クリアレッドです。
なぜか,主翼の下面の左側だけにヒケができています。右側にはないのになぜでしょう?
機種上面のアンテナ・・・折れると思っていたけれど・・・折れました。しかも,行方不明・・・。ジャンクパーツから適当なものを見繕って代替としました。
A-4BとA-4Cには,ウィンドシールドにワイパーが装備されていますが,キットには部品が入っていません。ジャンクパーツで適当な部品を探しても,見当たらなかったし,自作するのも面倒。いつでも追加できる部品なので,今回は,放置しました。
アレスティングフックの黒白の塗装は,アメリカ海軍機を作るときの悩みの種です。本当にどうしたものか・・・。デカールが付いているキットもあるのですが,役に立ったことがありません。原寸図を付けてくれると助かるのですが。五六式は,目盛りを描き込んだ紙を目印にして白地に黒を描き込みました。
キットの塗装図では,赤く塗った部分だけが白くなっていました。凄く違和感があったのですが,A-4Bは,スカイホークの中ではごく初期の型なので案外そうなのかもしれないな・・・と思っていたら・・・。違っていました。世界の傑作機に載っている写真を見たら,塗装図のようになっているものはありませんでした。基本塗装も終わり,デカールを貼った時点でどうすりゃ良いんだ・・・涙・・・。タミヤ・アクリルのつや消し白を溶剤で薄めて少しずつ塗り重ねて修正しました。
<完成>
様々な困難を乗り越え,やっとの事で完成。B型なので慎ましげですが,フル装備の機体を作るのは,久しぶりです。
インテークの縁の赤とデカールのDANGERの赤とで色調を合わせるのが難しかったです。インテークの縁を塗装した直後は,デカールとよく似ていたのですが,塗料が乾燥すると暗い色になってしまいました。
※爆弾とパイロンの接続部の寸法が合っていなくて調整してやらなくてはなりませんでした。塗装前に気付いてよかった,よかった。
初期型は,能力的には後期型のF型やM型に大きく劣りますが,軽量小型でシンプルという,スカイホークらしさは,こちらの方が上だと思います。
見た目は,かわいいけれど,核攻撃機なんです。事故で,水爆を積んだままパイロットともに空母から落ちて,海中に没した機体があったそうです。
主翼のボーテックスジェネレーターが,デカールを貼るときに邪魔です。エクストラデカールは,マークソフターにも溶けず,よく凹凸に馴染んでくれました。
広角レンズでパースを強調しました。 エリア88みたい。
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