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  (Photo) Fairey Swordfish in Canada & UK

by  コルディッツ
博物館実機写真

 フェアリー・ソードフィッシュは1934年4月に初飛行した艦上雷撃機です。主翼は複葉、鋼管骨組みに金属板と羽布張りの旧式な三座機ですが、最大速度224km/hという低速機でもありながら、第二次世界大戦を通じて第一線機として主役を続けた稀有の機体として有名です。戦歴も真珠湾攻撃の先例となった1940年11月のタラント港攻撃、1941年5月の戦艦ビスマルク号追跡、1942年2月のドーバー海峡突破を図るドイツ艦隊を迎撃し、全機撃墜された第825飛行隊など、イギリス人の胸を熱くするエピソード満載の雷撃機です。
 雷撃機特集に併せて白と黒のソードフィッシュを並べました。
※本稿は博物館の標示、「世界の軍用機図鑑」(コスミック出版)
「航空機 第二次大戦Ⅰ」(小学館)を参照しました。

  Fairey Swordfish Mk.Ⅱ NS122  2024年10月撮影
 カナダ航空宇宙博物館(オタワ)にて


 両主翼を折り畳んでの展示は面白いかと。
 ソードフィッシュは680kgの爆弾か730kgの魚雷を搭載出来ます。Mk.Ⅱ(以降Ⅱ型と表記します)は、爆弾や魚雷の代わりに下翼下面にロケット弾8発を懸架出来ます。Ⅱ型は主翼を強化し、1943年から生産されました。




 1942年初期以降は雷撃機としての運用はなくなりましたが、対潜哨戒機として重宝されました。同機は北大西洋の貨物船護衛に当っていました。



 同じ展示スペースにHe162が並んでいるのも面白かったです。大戦当初からの機と、大戦末期の機。大戦中に働き馬だった機と残念な結果の機、複葉と単葉、レシプロとジェット、低速と高速と、対照的なツーショットの完成です。  

 Fairey Swordfish Mk.Ⅲ NF370
 戦争博物館ダックスフォードにて  2013年7月撮影  

1944年 ブラックバーン社がライセンス生産した機体です。胴体下部にASV Ⅴ型レドームを付け、全面黒で塗装しました。英空軍第119スコードロンに所属し、ベルギーに展開してドイツ海軍のEボートや小型潜水艦の哨戒に当りました。



 同機は1952年に戦争博物館の所蔵となり、1959年から1986年まで戦争博物館ロンドンで展示されていました。その後は戦争博物館ダックスフォードに異動したものです。



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